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スカルブスネス探訪記 測地チーム編
1月10日から12日、リュツォ・ホルム湾沿岸の露岩域のひとつであるスカルブスネスのきざはし浜で実施された、測地チームの野外活動についてご紹介します。 階段状のきざはし浜の地形(手前)の右手に新設した基...
昭和基地アーカイブ
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スカルブスネス探訪記 ペンギンチーム編
広報隊員は1月10日より、昭和基地から約53km(CH輸送ヘリで約15分)南下し、宗谷海岸にある露岩域としては最大の面積を有する、スカルブスネス(ノルウェー語にて「鵜の岬」の意味)のきざはし浜という場...
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テーレン氷河における氷底湖探査
1月中旬より、第65次南極地域観測隊では、昭和基地から南方約70 kmに位置するテーレン氷河において観測活動を行っています(図1)。 (図1)南極氷床から海へ流れ出すテーレン氷河。 撮影:JARE65...
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海氷下の魚類の行動を探る
1月5日の朝、広報隊員はオングル諸島の一つ、岩島近くの海氷上まで出てきました(地理院地図)。以前同行取材した海氷チームでは人がソリを引っ張って調査しましたが、今回のお魚チームでは高い移動力と運搬能力を...
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昭和基地の通信インフラを守る インテルサット回線切り替え作業
インテルサット衛星を介して昭和基地がインターネット回線と接続できるようになったのは、第45次南極地域観測隊によって2004年に衛星通信インフラが整備されてからのことです。以降この通信インフラが維持され...
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電離圏のお天気レーダーを守る
昭和基地が建設された東オングル島には様々な形状のアンテナが点在していて、国土地理院が公開している南極地形図でも幾つもの電波塔の地図記号で表されているのを確認することができます。その中でもひときわ存在感...
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地質チームがかすみ岩での調査を行いました
12月26日にルンドボークスヘッタをあとにした地質チームは、12月28日に次のキャンプ地であるかすみ岩へ出発しました。 「かすみ岩」は昭和基地からヘリコプターで北東に約50分の比較的遠いところにある露...
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ルンドボークスヘッタでの海氷観測(後編)
12月27日、海氷観測本番の朝を迎えましたが、この日は終日空一面に薄曇りが広がっていました。海氷を扱う観測チームにとっては直射日光を遮ってくれるこの天気の方が好都合とのことでしたが、自分にとってはまる...
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ルンドボークスヘッタでの海氷調査(前編)
12月26から29日の日程で、昭和基地から南南西に約100km(輸送ヘリコプターCH-101に搭乗すること約30分)の位置にある、ルンドボークスヘッタ(ノルウェー語で丸い湾)という場所で行われた野外調...
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ブリ襲来中(鰤じゃないよ)
12月23日朝、65次南極地域観測隊本隊が昭和基地へと移動を完了させて四日目を迎えました。本日は休日日課※1となり、久々にのんびり過ごせているところです。 外は横殴りの強風が昭和基地を吹き抜けていて、...
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地質チームの調査以外の風景
今回は地質チームの調査以外の風景をお伝えします。 もちろんメインの活動は地質調査ですが、キャンプの日常では様々なことを行っています。 (1) 気象観測 朝・夕の2回、気温・湿度・気圧・雲量・風速・天気...
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地質チーム、ブリザードに遭う
12月23日、キャンプ地でブリザードに遭遇しました。 地質チームはルンドボークスヘッタで調査を続ける中、ブリザードに遭遇しました。強いブリザードが来ることが早く分かっていれば「しらせ」に引き返すことを...
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夏オペ、始まりました
65次本隊は12月20日午前中に昭和基地入りし、その日午後から、休む間もなく夏期オペレーション※が始まりました。 ※夏期オペレーション...通称「夏オペ」。日が長くて気温が高く、天気が比較的安定してい...
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地質チーム、調査開始!
12月20日、地質チームが調査を開始しました。 地質チームは12月20日に「しらせ」を飛び立ち、最初の調査地であるルンドボークスヘッタに到着しました。メンバーは外田、足立、森、スリハリの4人で、65次...
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65次隊、昭和基地に到着
現地時間12月20日7時38分(日本時間13時38分)、昭和基地の西南西約10マイル(約18km)先に停泊している「しらせ」から65次隊を載せたヘリコプターの第一便が出発し、同8時06分(日本時間14...
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65次先遣隊お魚・ペンギンチーム 昭和基地周辺で調査中です!
南極の春は日射量が一気に増え、海氷周辺の生物活動が活発になる季節です。65次隊では本格的な夏の到来を前に4名が先遣隊員として昭和基地に入り、海氷下で暮らす魚類や、昭和基地の周りの島で繁殖するアデリーペ...