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日夜、気象をとらえる
白夜の時期に入り、南極の夏を迎えた昭和基地。次の隊の受入れ準備や除雪で慌ただしい時期となりました。観測部門では日夜、地球環境を対象に観測を行い、多様なデータの取得を続けています。いくつかある観測部門の...
JARE64アーカイブ
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南極の氷山の氷を日本に
南極の氷山から採った 氷を水に浮かべるとプチプチと空気の弾ける音がする、そんなことを聞いたことはありませんか。南極大陸に降り積もった雪は長い年月をかけて押し固められて氷になり、その中には当時の空気が閉...
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車両整備から隊を支える
観測隊には雪上車や車両全般の専門技術、知識を持った2名の隊員がいます。雪や氷が融けて地面が現れる夏の昭和基地では、トラック、クレーン車、フォークリフトなど、タイヤを装着した車両が活躍します。地面が雪や...
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無線通信で隊員の安全を守る
無線通信は、南極の厳しい環境下で隊員が安全に活動するための大切な連絡手段です。昭和基地内ではインターネットがつながりますが、野外行動では隊員にとって無線通信が命綱となります。そのため昭和基地の通信室に...
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コウテイペンギンの海氷散歩
内陸調査旅行に向けた大陸上での準備の帰り道、海氷上で雪上車を走らせていると、コウテイペンギンの群れを発見しました。 コウテイペンギンの群れ 撮影:JARE64光川祐平(2023年9月22日) 雪上車が...
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南極大陸上での観測機器のメンテナンス作業
9月12日〜13日に1泊2日で南極大陸上の「S17」地点での気象観測と「S19」でのGNSS(衛星測位システム)観測※のために設置されている2つの観測機器のメンテナンスに行ってきました。S17地点での...
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来夏の準備、始めています
まだまだ厳しい冬が続く昭和基地ですが、次の夏に計画されている内陸調査旅行(以下、内陸旅行。)に向けた準備作業を進めています。今年8、9月にかけ、私たち64次隊は南極大陸上にある内陸旅行の出発拠点「S1...
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9月の訪れとアンテナ
9月に入り、昭和基地は「夏日課」となりました。「日課」とは観測隊の時間割のことを言い、夏日課では朝の始業が冬日課より1時間早い朝8時となります。この時期に夏日課に切り替わるのは、日が出ている明るい時間...