教員南極派遣プログラムで第65次南極地域観測隊に同行している大阪府立吹田支援学校の宇田川です。1月下旬に実施する「南極授業」では、南極での観測を通した生き物や自然、そして観測を支える人たちをテーマにした授業を実施予定で、本番に向け数回にわたり事前学習に取り組んできました。
その一環で昭和基地やしらせ、ペンギンやオーロラなど、観測隊と南極大陸について取り上げました。南極は国ではないので国旗がないことを学習し、中学部みんなで『南極の旗』を考え、その作品を展示した『作品展onしらせ』と『作品展at昭和基地』を開催しました。
作品展には個性豊かな作品が並び、展示中には観測隊やしらせの乗員の方たちが立ち止まって鑑賞する姿をたくさん見かけました。また、見に来てくださった方たちに、生徒が折ったペンギンをプレゼントしました。居室の前に飾ってあったり、胸ポケットに大切にしまっているのを見せてくれたり。本校の生徒と南極観測に関わる人たちがつながりました!
大阪府立吹田支援学校
宇田川順子