昭和基地アーカイブ

越冬隊交代式

越冬隊交代式

2月1日15時10分(昭和時間)より、越冬交代式が昭和基地管理棟2階の食堂にて行われました。 越冬交代式とは、昭和基地の管理と運営の責任者が引き継がれる際に行われる式典です。第65次南極地域観測隊は1...

白夜の終わり

白夜の終わり

昭和基地では昨年11月21日から、太陽が沈まない白夜期となっていましたが、1月22日午前0時11分、ついに日が沈み白夜の終わりを迎えました。 久しぶりの日没を見ようと、みんなが寝静まる時間に外に出まし...

引継ぎと1月の昭和基地

引継ぎと1月の昭和基地

南極の夏は観測隊の繁忙期。氷河や海氷、地質や生物など様々なテーマを持つ野外観測チームが昭和基地周辺や南極大陸の沿岸各地を飛び回っています。一方、昭和基地では、通年で行う観測や基地の設備を支える業務等に...

新年を迎えた昭和基地

新年を迎えた昭和基地

昭和基地にも新しい年がやってきました。越冬隊の私たちは、日本を離れ観測隊の仲間たちと迎える2度目のお正月になりました。南極の短い夏は観測隊の繁忙期。いつもは観測活動や基地設営作業で慌ただしい隊員たちも...

65次本隊まもなく到着

65次本隊まもなく到着

11月24日に日本を出発し、豪州フリーマントル港から「しらせ」に乗船、昭和基地に向かっている65次隊本隊がまもなく到着します。65次隊の皆さんが暴風圏の荒波に揉まれながら南下を続けている頃の昭和基地の...

ペンギンセンサス

ペンギンセンサス

11月に入り、ペンギンセンサスの時期がいよいよやってきました。 ところで、このブログをご覧になっている皆さんは「センサス」という言葉をご存じでしょうか?恥ずかしながら、私はこの調査に参加するまで、この...

日夜、気象をとらえる

日夜、気象をとらえる

白夜の時期に入り、南極の夏を迎えた昭和基地。次の隊の受入れ準備や除雪で慌ただしい時期となりました。観測部門では日夜、地球環境を対象に観測を行い、多様なデータの取得を続けています。いくつかある観測部門の...

白夜入り

白夜入り

昭和基地では11月21日0時38分、今年最後の日の出となり、白夜期に入りました。これから来年の1月22日まで1日中太陽が沈まない日々となります。21日の午前0時すぎ、基地中心部で高い建物の基本観測棟屋...

南極の氷山の氷を日本に

南極の氷山の氷を日本に

南極の氷山から採った 氷を水に浮かべるとプチプチと空気の弾ける音がする、そんなことを聞いたことはありませんか。南極大陸に降り積もった雪は長い年月をかけて押し固められて氷になり、その中には当時の空気が閉...

ドームチーム出発

ドームチーム出発

11月13日、昭和時間で午前8時、65次先遣隊のうち11名と64次越冬隊の4名の隊員からなるチームが、ドームふじ基地周辺へ内陸調査旅行に出発しました。ドームふじ基地へは昭和基地から南に約1000km、...

65次先遣隊からのおみやげ

65次先遣隊からのおみやげ

11月5日(日)、65次隊の先遣隊が昭和基地にやってきました。昭和基地沖の海氷上の滑走路に飛行機が降り立つと、アデリーペンギン2羽が近寄ってきて65次先遣隊をかわいらしく出迎えていました。 65次先遣...

海氷の上の滑走路

海氷の上の滑走路

まもなく65次隊の先遣隊が昭和基地に到着します。65次先遣隊は、南極の夏の早い時期に昭和基地入りし、観測活動や基地設営業務にあたる隊員たちと昭和基地から南に約1000km内陸にあるドームふじ基地周辺へ...

天窓の明かり

天窓の明かり

昭和基地管理棟のドーム型の天窓に明かりが灯っています。実はこの光景、今の時期だけ見られる少し珍しいものなのです。 管理棟のドーム型の天窓から漏れる灯り、0時半ごろ撮影 撮影:JARE64 白野亜実(2...

氷山で流しそうめん

氷山で流しそうめん

10月22日の日曜日、昭和基地の日中の気温は-10℃程度。風も穏やかで、お出かけ日和となりました。私たちは、観測隊恒例イベントである「氷山流しそうめん」に出かけました。南極の氷で流しそうめんやかき氷を...

車両整備から隊を支える

車両整備から隊を支える

観測隊には雪上車や車両全般の専門技術、知識を持った2名の隊員がいます。雪や氷が融けて地面が現れる夏の昭和基地では、トラック、クレーン車、フォークリフトなど、タイヤを装着した車両が活躍します。地面が雪や...

福島隊員の慰霊へ

福島隊員の慰霊へ

1960年10月10日、第4次隊の福島紳隊員はブリザード※に巻かれ、昭和基地近くで遭難、1968年2月9日に西オングル島で第9次隊によりご遺体が発見されました。この事故は観測隊唯一の死亡事故として受け...

10月の訪れ

10月の訪れ

10月に入り、日差しが日ごと強くなってきました。1日中太陽の昇らない極夜の時期がずいぶん前のように、そして私たち観測隊の繁忙期である南極の夏が近づいていることを感じます。 大陸沿岸から舞い上がる雪煙 ...

無線通信で隊員の安全を守る

無線通信で隊員の安全を守る

無線通信は、南極の厳しい環境下で隊員が安全に活動するための大切な連絡手段です。昭和基地内ではインターネットがつながりますが、野外行動では隊員にとって無線通信が命綱となります。そのため昭和基地の通信室に...

コウテイペンギンの海氷散歩

コウテイペンギンの海氷散歩

内陸調査旅行に向けた大陸上での準備の帰り道、海氷上で雪上車を走らせていると、コウテイペンギンの群れを発見しました。 コウテイペンギンの群れ 撮影:JARE64光川祐平(2023年9月22日) 雪上車が...