昭和基地アーカイブ

先遣隊到着!

先遣隊到着!

11月1日、昭和基地から数km離れた海氷上にバスラー機が降り立ち、66次先遣隊が昭和基地沖に到着しました。 海氷上に着陸寸前のバスラー機 撮影:JARE65 山岡麻奈美(2024年11月1日) バスラ...

南極で投票を実施しました

南極で投票を実施しました

10月27日、第50回衆議院議員選挙が行われました。みなさん、選挙には行かれましたか? ここ昭和基地でも、衆議院議員選挙および最高裁判所裁判官国民審査の投票を行いました。 南極からの投票は、公職選挙法...

携帯電話が使えなければ?

携帯電話が使えなければ?

昭和基地では、日本国内とは違い携帯電話の基地局が整備されているわけではないので、携帯電話で通話することはできません。観測隊では、隊員同士の連絡を取り合う手段として携帯電話ではなく携帯型の無線機による無...

ロンビックアンテナの修理

ロンビックアンテナの修理

東オングル島の昭和基地主要部から北西、歩いて5分くらいの所にアンテナ島という島(俗称ではなく正式な島名です。)があります。 東オングル近郊の地図(一部抜粋) 国土地理院発行地図をもとに作成 アンテナを...

ドーム旅行に向けたレーションの作成

ドーム旅行に向けたレーションの作成

66次先遣隊の昭和基地到着が近づいてまいりました。11月初旬には66次先遣隊が昭和基地に到着し、1~2週間の準備期間を経て、ドームふじ観測拠点IIへと出発する予定です。昭和基地では、ドーム旅行に向けた...

モジュールの完成と旅立ち

モジュールの完成と旅立ち

以前も観測隊ブログでご紹介した内陸作業用モジュール。10月8日、いよいよ最終段階の電気配線工事が行われました。 電気配線工事の様子。各ベッドにコンセントを配置。 撮影:JARE65 山岡麻奈美(202...

PANSY小屋床下の除雪

PANSY小屋床下の除雪

例年、夏期間になり、次の隊がやってくると、しらせ乗組員と観測隊から支援を募り、PANSYエリアの除雪作業を行います。なかには、重機で除雪できない手掘りでの除雪もあり、過酷な作業となります。 越冬期間中...

基地の建屋を維持管理する仕事

基地の建屋を維持管理する仕事

9月上旬から中旬にかけて、汚水処理棟の屋根を修繕する建築隊員の姿がありました。8月末、昭和基地にA級ブリザード(※)が襲い、破損してしまった屋根を修繕するためです。 越冬隊には、建築隊員は1人しかいま...

燃料移送

燃料移送

昭和基地で使用する燃料は年に1回、ドラム缶もしくは「しらせ」の燃料タンクに入れて南極観測船「しらせ」により輸送されます。全輸送重量に占める燃料の割合は60%を占め、観測物資や設営物資を圧倒するほどです...

食卓を彩る新鮮な野菜

食卓を彩る新鮮な野菜

以前ブログで、昭和基地への食料の輸送は、南極観測船「しらせ」で行われる年1回の輸送のみであることをお伝えしました。調理隊員が工夫を凝らして食事を提供してくれるため、昭和基地での食事は基本的には日本にい...

雪からつくる生活水

雪からつくる生活水

「南極で水はどうしているのですか?」南極教室で生徒さんから、質問いただくことがあります。昭和基地で生活水はどうやって造られているのか、担当隊員に教えてもらいました。 昭和基地で越冬期間中に使用する水は...

南極の空と大気を観測する

南極の空と大気を観測する

みなさんは予定をたてるとき、天気を気にしますよね。週末はお出かけする予定だから、晴れて欲しいな。明日は雨だから、ゆっくり家で過ごそう。お天気アプリなどで、天候を確認されているのではないでしょうか。天気...

休日の漁協係活動

休日の漁協係活動

先日の休日日課、漁協係の活動の一環として魚を釣るための仕掛けを海氷上に設置してきました。漁協係は、以前の記事でご紹介した、越冬隊の生活係の一つです。 漁協係係長の清水隊員、野外観測支援担当の山岸隊員と...

減りゆく生鮮食品たち

減りゆく生鮮食品たち

「卵が最後だよ~!」調理隊員から、アナウンスがありました。 8月9日、65次隊で持ち込んだ最後の卵が卓上に並びました。次に卵を食べられるのは、66次先遣隊が昭和基地に到着する際におみやげとして持ってき...

南極で星を撮る

南極で星を撮る

透き通った空気に、長く真っ暗な夜、野生動物に襲われる心配がないどころか虫一匹いない…、南極の昭和基地は星を撮影するのに最高な環境と想像されるかもしれません。ですが南極・昭和基地に来て半年、星を撮影する...

南極教室実施中!

南極教室実施中!

65次越冬隊では、10件の南極教室を実施します。 南極教室とは、観測隊員とゆかりのある学校と昭和基地とを衛星回線を利用したシステムで結び、隊員と児童・生徒がリアルタイムで交信し、観測の意義や南極の自然...

内陸作業用モジュール建設作業

内陸作業用モジュール建設作業

今回は、昭和基地で進められている内陸作業用モジュールの建設作業の様子をお伝えしたいと思います。このモジュールは、昭和基地から約1,000km離れたドームふじ観測拠点IIへ移動する際に、隊員の食事兼作業...

久しぶりの太陽

久しぶりの太陽

7月11日、この日昭和基地では、約40日ぶりとなる太陽が地平線から顔を出しました。 久しぶりの太陽。12時40分頃に撮影。 撮影:JARE65 山岡麻奈美(2024年7月11日) 昼過ぎには、S16オ...

S16オペレーション

S16オペレーション

南極地域観測事業では第Ⅹ期6か年計画に基づいて、昭和基地から約1,000km離れたドームふじ観測拠点IIでのアイスコア深層掘削が66次夏期オペレーションより本格的に開始される予定です。ドームふじ観測拠...