JARE65アーカイブ

基地の電力供給を維持する

基地の電力供給を維持する

南極で生活や観測をするうえで電力は欠かせないものです。昭和基地では外部から電力の供給を受けられませんので、基地内で使用する電力のほとんどは発電棟内に設置された2基のディーゼルエンジンと発電機によって賄...

グリーンフラッシュとビーナスベルト

グリーンフラッシュとビーナスベルト

2月15日、昭和基地でグリーンフラッシュが見られました。グリーンフラッシュは、日の出直後や日の入り直前の太陽の光が緑色に輝いて見える現象で、空気が澄んだ場所で気温・湿度・天気などの条件が揃わないとみら...

福島ケルン慰霊祭

福島ケルン慰霊祭

2月15日の午後、65次越冬隊27名全員参加のうえ、昭和基地の管理棟から約100m離れた場所にある福島ケルン前にて、故福島紳隊員の慰霊祭を執り行いました。福島ケルンは、第4次南極地域観測隊の越冬隊とし...

さようなら、夏隊 また日本で会いましょう

さようなら、夏隊 また日本で会いましょう

慌ただしかった夏期オペレーションが終わり、65次夏隊ともお別れの時がやってきました。2月11日、最後まで昭和基地で業務にあたっていた南極観測船しらせで帰国する夏隊10名が、観測隊がチャーターするヘリコ...

夏隊が「しらせ」へ お元気で!越冬隊!

夏隊が「しらせ」へ お元気で!越冬隊!

2月12日、観測隊ヘリコプター(観測隊ヘリ)のパイロットと整備士が観測隊ヘリと共に昭和基地から「しらせ」に戻り、昨年の12月20日から昭和基地へ入っていた65次南極地域観測隊の夏隊本隊は、全員が南極観...

越冬隊交代式

越冬隊交代式

2月1日15時10分(昭和時間)より、越冬交代式が昭和基地管理棟2階の食堂にて行われました。 越冬交代式とは、昭和基地の管理と運営の責任者が引き継がれる際に行われる式典です。第65次南極地域観測隊は1...

漂流系による表層生態系観測

漂流系による表層生態系観測

2024年1月30日に漂流系を投入し、翌31日に回収しました。当初の予定海域である南側に氷山が大量に存在していたため、航海後半での投入となり、回収時には比較的大きなうねりの中での作業となりましたが、南...

ありがとう、しらせ!

ありがとう、しらせ!

1月24日午前8時頃(昭和時間)、南極観測船「しらせ」は昭和基地沖の定着氷を離れて反転、オングル海峡の南側からリュツォ・ホルム湾内に向かって再び砕氷航行を開始しました。昨年12月25日に昭和基地沖定着...

氷縁域での観測

氷縁域での観測

2024年1月21日に海鷹丸は氷縁に到達し、基本観測(海洋物理・化学)、海洋生態系モニタリングの最後の観測点を終え、さらに氷縁に近づいた後に海氷採集および周辺環境の観測を行いました。例年よりも氷山が多...

引継ぎと1月の昭和基地

引継ぎと1月の昭和基地

南極の夏は観測隊の繁忙期。氷河や海氷、地質や生物など様々なテーマを持つ野外観測チームが昭和基地周辺や南極大陸の沿岸各地を飛び回っています。一方、昭和基地では、通年で行う観測や基地の設備を支える業務等に...

S16・S17での合同オペレーション

S16・S17での合同オペレーション

1月19日の朝、広報隊員は一面が広大な白い大地、南極氷床のただ中に降り立ちました。昭和基地からCH輸送ヘリで飛ぶこと約6分、距離にして約20km(南極大陸の沿岸からは約15km)を東進したあたりにある...

深層アイスコア掘削の準備

深層アイスコア掘削の準備

ドームふじチームは、深層アイスコア掘削を引き続き進めています。先日終了した浅層アイスコア掘削で開けた穴(掘削孔)を拡張するリーミング、ドリルを支えるマストの組立、拡張した掘削孔にパイプを挿入するケーシ...

南大洋観測開始

南大洋観測開始

海鷹丸は1月13日に今年度航海最初の観測点となるKC1(南緯40度、東経110度)にてCTD観測を行い、水温、塩分など様々な環境データを取得するとともに、栄養塩や動物・植物プランクトン分析のための採水...

ラングホブデ氷河(生活編)

ラングホブデ氷河(生活編)

ラングホブデ氷河での生活を紹介します。まず氷河チームの家であるテント村です。氷河の上にそれぞれの個人テントを張り、生活しています。食事などは大きな食事テントにみんなで集まって食べます。これが約2週間過...

ラングホブデ氷河観測

ラングホブデ氷河観測

氷河チームがラングホブデ氷河で行っている観測をご紹介します。 研究についての詳細はこちら 氷レーダーを使って400mを超える氷の厚さを計測します。これまで2~3人でアンテナを担ぎ測定しており、時間と労...