11月5日(日)の昭和基地時間15時03分、65次隊の先遣隊を乗せた飛行機が昭和基地沖の海氷上の滑走路に降り立ちました。
10月26日、多くの方々に見送りを受けて日本を出発した65次先遣隊は、空路で南アフリカ・ケープタウンに入り、次いで11月4日、12か国が共同運航する航空網による大陸間フライトでノボラザレフスカヤ滑走路を経由し、本日、大陸内フライトで昭和基地に到着しました。
64次越冬隊と65次先遣隊は、感染対策として3日間、互いに接触しない期間を取り、その後は合流し、ともに協力して野外調査や観測、基地設営作業等にあたっていきます。また65次先遣隊11名と64次越冬隊4名からなるドームチームの内陸調査旅行への出発も迫っています。65次先遣隊の皆さんは、逸る気持ちもあると思いますが、まずは日本から昭和基地まで約14,000kmの旅の疲れをとって、南極での任務を始動していただければ嬉しいです。
(JARE64 白野亜実)