昭和基地アーカイブ

南極大陸上での観測機器のメンテナンス作業

南極大陸上での観測機器のメンテナンス作業

9月12日〜13日に1泊2日で南極大陸上の「S17」地点での気象観測と「S19」でのGNSS(衛星測位システム)観測※のために設置されている2つの観測機器のメンテナンスに行ってきました。S17地点での...

向岩ルート完成

向岩ルート完成

以前の記事「とっつき岬ルート完成」で、昭和基地からオングル海峡の海氷上を通って上陸ポイント「とっつき岬」から南極大陸に上陸するルートが完成したことを伝えました。その後、昭和基地からより近い上陸ポイント...

週末の景色

週末の景色

日本では秋の連休シーズンを迎えていますね。登山やキャンプなど、緑豊かな日本の自然のなかでゆっくりと休日を過ごされた方も多いかもしれません。9月の南極はまだ冬。昭和基地は雪と氷で覆われています。今回は、...

来夏の準備、始めています

来夏の準備、始めています

まだまだ厳しい冬が続く昭和基地ですが、次の夏に計画されている内陸調査旅行(以下、内陸旅行。)に向けた準備作業を進めています。今年8、9月にかけ、私たち64次隊は南極大陸上にある内陸旅行の出発拠点「S1...

9月の訪れとアンテナ

9月の訪れとアンテナ

9月に入り、昭和基地は「夏日課」となりました。「日課」とは観測隊の時間割のことを言い、夏日課では朝の始業が冬日課より1時間早い朝8時となります。この時期に夏日課に切り替わるのは、日が出ている明るい時間...

きれいな光の演出

きれいな光の演出

8月27日のお昼過ぎ、一時的に太陽が姿を現し、珍しい現象を見ることができました。 太陽の周りにできたハロやアークなど 撮影:JARE64 瓢子 俊太郎(2023年8月27日) 以下5つの現象をきれいに...

真冬の青空

真冬の青空

いま昭和基地では、年間で最も気温の低い時期を迎えています。一日中太陽が昇らない極夜が終わり、基地の北側から日が昇るようになりました。8月半ばから日の出が朝8時台になり、明るい時間がぐんと増え、季節がだ...

モニタリング観測隊員と島内点検の旅

モニタリング観測隊員と島内点検の旅

真冬の昭和基地は曇りや雪の日が多く、吹雪も数日おきにやってきます。天候の穏やかな日を狙って、観測部門の瓢子(ひょうご)隊員が、昭和基地内の観測機器や建屋の月末点検に出かけるというので、7月28日に同行...

昭和基地で見られる様々な大気現象

昭和基地で見られる様々な大気現象

極夜が明けてからブリザードなど悪天の続いていた昭和基地でしたが、8月12日は久々に天候に恵まれ、非常に明瞭な蜃気楼を見ることができました。蜃気楼によって氷山が上空に向かって伸びたり、反転しているように...

ロンビックアンテナ修理

ロンビックアンテナ修理

ロンビックアンテナとは、ひし形に張った電線で構成されるアンテナです。昭和基地では、管理棟から北側に約200m離れた「アンテナ島」と呼ばれる島に、一辺の長さが120mの巨大なものを設置しています。竣工は...

ブリザードとアート作品

ブリザードとアート作品

7月30日から31日にかけて、昭和基地周辺は低気圧の接近に伴い、最大瞬間風速32.5メートルを記録したB級ブリザード※1となりました。 ブリザードが去った翌日、基地の建屋や設備の点検、除雪作業のために...

とっつき岬ルート完成

とっつき岬ルート完成

前回の記事「極夜明け最初の野外へ」で、南極大陸の上陸ポイントであるとっつき岬周辺へスノーモービルで出かけ、海氷状況の確認を行ったことをレポートしていました。その後も、より安全な海氷上のルート設定を進め...

食から隊員を支える

食から隊員を支える

64次隊には2名の調理隊員がいて、朝昼晩、隊員たちに温かい食事を作ってくれます。曜日感覚を忘れないための慣習である毎週金曜日のカレーライス、イベントに登場するコース料理など、特別な料理はこれまでも紹介...

極夜明け最初の野外へ

極夜明け最初の野外へ

7月20日、野外観測支援担当の久保木隊員をリーダーとする4名の隊員たちが、極夜明け最初の野外行動に出かけました。これから南極の春にかけて、海氷上を渡って南極大陸での観測や機器整備作業、ドームふじ基地へ...

隊員の健康を守る

隊員の健康を守る

越冬隊には2名の医療隊員がいて、隊員の健康を守るとともに、ケガや病気に備え昭和基地の医務室、通称「オングル中央病院」で診療を行っています。国内の医療水準には叶いませんが、血液検査など各種検査装置のほか...

極夜明け

極夜明け

真冬の昭和基地では5月末から1日中太陽が昇らない極夜の期間でしたが、7月12日に極夜明けとなりました。 曇りの天気が続いていましたが、14日午前11時すぎの昭和基地の北の空、凍った水平線と雲の間から太...

働く重機たちと除雪

働く重機たちと除雪

7月10日、極夜の暗い朝、19広場に昭和基地で働く重機たちが並べられました。これは日本の子どもたちとオンラインで繋がり、観測活動や設営作業を紹介する南極教室の一場面で、この教室で進行役を務めた機械部門...

七夕の昭和基地

七夕の昭和基地

昭和基地では、晴れると満天の星空が広がり、無数の星の輝きに包まれます。7月7日は七夕の夜、幸せなことにオーロラと天の川を同時に眺めることができました。 北の空に広がる天の川とオーロラ 撮影:JARE6...

沈まない月

沈まない月

昭和基地は現在、1日中太陽が昇らない極夜の時期ですが、今回は珍しく、沈まない月の様子を捉えることができました。良く晴れた南の空を沈まずに横切っていきます。ちょうどこの日、ブリザード後の除雪のため、多く...

極夜の祭典MWF

極夜の祭典MWF

私たち64次越冬隊は、南極で極夜の折り返しである冬至※の6月21日を、皆元気で笑って無事に迎えることができました。これも日頃から支えてくださっている皆さまのおかげです。今後も一層気を引き締めて任務にあ...