-
トッテン氷河沖集中観測のスタートです
第65次南極地域観測隊で重点的に観測を行うエリアのひとつとして位置付けられている東南極最大級の氷河、トッテン氷河。その規模は集氷域全体が融解すると、推定で約4メートルも海面を上昇させる程に膨大な量であ...
第65次南極地域観測隊で重点的に観測を行うエリアのひとつとして位置付けられている東南極最大級の氷河、トッテン氷河。その規模は集氷域全体が融解すると、推定で約4メートルも海面を上昇させる程に膨大な量であ...
2月23日、気象観測のため外に出ると昭和基地上空に鮮やかな彩雲が現れました。彩雲は太陽の近くにかかった雲が赤、黄、緑などの色に分かれて虹色に見える現象で、日光が雲の粒を回り込んで進むことによって発生し...
「奥谷くん、オーロラだと思う」 2月28日から29日にかけた夜中の24時頃、基本観測棟で会議資料を作成している最中でした。屋上で観測を済ませた気象夜勤者が頬をゆるませながら私にそう告げたのです。胸がど...
2月29日、南極観測船「しらせ」はアムンゼン湾を発ってから7日間、往路とは逆にひたすら東進し東経116度付近に位置するサブリナコーストのトッテン氷河沖にまで到達しました。トッテン氷河は第65次南極地域...
南極で生活や観測をするうえで電力は欠かせないものです。昭和基地では外部から電力の供給を受けられませんので、基地内で使用する電力のほとんどは発電棟内に設置された2基のディーゼルエンジンと発電機によって賄...
2月15日、昭和基地でグリーンフラッシュが見られました。グリーンフラッシュは、日の出直後や日の入り直前の太陽の光が緑色に輝いて見える現象で、空気が澄んだ場所で気温・湿度・天気などの条件が揃わないとみら...
リュツォ・ホルム湾を離れ、東へと向かった南極観測船「しらせ」は2月20日の朝、昭和基地からおよそ500kmの距離にあるアムンゼン湾へと入りました。アムンゼン湾沿岸での、地圏変動モニタリング観測や、測地...
慌ただしかった夏期オペレーションが終わり、65次夏隊ともお別れの時がやってきました。2月11日、最後まで昭和基地で業務にあたっていた南極観測船しらせで帰国する夏隊10名が、観測隊がチャーターするヘリコ...
2月12日、観測隊ヘリコプター(観測隊ヘリ)のパイロットと整備士が観測隊ヘリと共に昭和基地から「しらせ」に戻り、昨年の12月20日から昭和基地へ入っていた65次南極地域観測隊の夏隊本隊は、全員が南極観...
2月1日に65次隊へ昭和基地の維持と運営を引き継いだ64次越冬隊は、2日、昭和基地を離れ観測船「しらせ」に戻りました。2022年12月21日に昭和基地入りしてから、408日ぶりの乗船です。齋藤艦長はじ...
2024年1月30日に漂流系を投入し、翌31日に回収しました。当初の予定海域である南側に氷山が大量に存在していたため、航海後半での投入となり、回収時には比較的大きなうねりの中での作業となりましたが、南...
教員南極派遣プログラムで65次隊に参加している広島県立広島叡智学園中学校の南迫です。1月30日に昭和基地と学校をつないで、南極授業を行いました。テーマは「平和な社会づくりの実現に向けて〜極地と広島から...
1月26日(金)に、大阪府立吹田支援学校へ向けた2回目の南極授業を実施しました。 この日のテーマは『働く人~南極での生活と仕事~』です。キャリア教育の一環として、生徒の生活にも馴染みがある職種の観測隊...
1月24日午前8時頃(昭和時間)、南極観測船「しらせ」は昭和基地沖の定着氷を離れて反転、オングル海峡の南側からリュツォ・ホルム湾内に向かって再び砕氷航行を開始しました。昨年12月25日に昭和基地沖定着...
1月24日(水)に大阪府立吹田支援学校の中学部を対象とした南極授業を実施しました。この日のテーマは『違いを知ろう~南極と大阪~』です。 生徒にとっても教職員にとっても、南極という響きはあまりに唐突でし...