海氷下のお魚を探る

海氷下のお魚を探る

64次隊には、冷たく暗い南極の海氷の下で生息している魚類の行動と生態を明らかにしようと観測を行っているチームがいます。通称「お魚チーム」です。昭和基地周辺の海は、1年中海氷に覆われています。海水温の変...

南極から新年のご挨拶

南極から新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。64次夏隊広報の山口、越冬隊広報の白野です。いつも観測隊ブログをご覧いただき、ありがとうございます。2023年も引き続き、私たちが南極からレポートしてまいります。 昨年...

⼤型⼤気レーダーPANSY

⼤型⼤気レーダーPANSY

64次隊の重点研究観測の一つに「⼤型⼤気レーダーを中⼼とした観測展開から探る⼤気⼤循環変動」というプロジェクトがあります。地球大気全域の気候の将来予測のためには、大気大循環と呼ばれる地球規模の大気の流...

氷上輸送実施中

氷上輸送実施中

現在、「しらせ」搭載ヘリコプターでの優先空輸に続けて、氷上輸送を実施しています。日本から昭和基地に持ち込む物資、持ち帰る物資のうち、ヘリで運ぶことができない大型の重機や車両、12フィートコンテナなどは...

浅層掘削完了!

浅層掘削完了!

JARE63・64合同によるドームふじチームは、ドームふじ観測拠点IIにおいて深さ125メートルに及ぶ雪氷コアの掘削を完了しました。この掘削は、深層アイスコア掘削に向けた練習を目的として、現在建設を進...

64次夏期間の始まり

64次夏期間の始まり

昭和基地に到着した64次隊は、夏期間の観測・設営活動をスタートするべく63次隊と協力し、物資・燃料輸送作業や生活の基盤づくりを進めています。白夜を迎えた南極では、夜中でも陽が沈みません。太陽の光に照ら...

内陸居住モジュール完成!

内陸居住モジュール完成!

ドームふじ観測拠点IIでは、観測隊員の生活の拠点となる内陸居住モジュールが完成しました。外壁は太陽光発電パネルに囲まれ、漆黒で重厚な外見です。一方、屋内は白木のインテリアで統一され、暖かみを感じる空間...

しらせ接岸

しらせ接岸

12月24日、第64次南極地域観測行動中の観測船「しらせ」が、昭和基地沖約260mの定着氷に到達し、そこに接岸しました。今後、燃料や食糧など観測隊の一年間の越冬観測を支える物資が昭和基地へ輸送されます...

64次隊、昭和基地に到着

64次隊、昭和基地に到着

現地時間12月22日8時11分(日本時間14時11分)、昭和基地の約5マイル(約9km)先に停泊している「しらせ」から64次隊を載せたヘリコプターの第一便が出発し、同8時30分(日本時間14時30分)...

定着氷域進入!

定着氷域進入!

64次隊を乗せた「しらせ」は、12月19日正午すぎ(昭和基地時間、日本時間19日16時すぎ)リュツォ・ホルム湾の定着氷域に進入しました。昭和基地まであと約45kmのところまで来ています。 定着氷域進入...

まだまだ流氷域航行中

まだまだ流氷域航行中

前回、64次隊を乗せた「しらせ」は、流氷域に進入したことをお伝えしましたが(12月15日既報)、12月18日18時(昭和基地時間、日本時間19日0時)時点で、いまだリュツォ・ホルム湾の流氷域を航行中で...

ドームふじ観測拠点IIで作業開始

ドームふじ観測拠点IIで作業開始

掘削地点が決まったドームふじ観測拠点IIでは居住スペースやアイスコア掘削場の建設が始まりました。建屋の建設に先だって、まず圧雪車によって雪面の整地が行われ、それと並行して、深層掘削期間中に観測隊員の生...

流氷域進入!

流氷域進入!

64次隊を乗せた「しらせ」は、12月15日午前にリュツォ・ホルム湾の流氷域に進入しました。リュツォ・ホルム湾は昭和基地のある東オングル島が面している海です。14日昼すぎからぽつりぽつりと流氷が現れ始め...

野外観測用の食料の分配

野外観測用の食料の分配

12月11日と12日には野外観測用の食料の分配が行われました。隊員の中には野外観測のために昭和基地から離れた場所で何日も過ごすチームもあるため、大量にある食料を野外パーティーの人数と日数に応じて分配す...

波浪と海氷を探る

波浪と海氷を探る

昭和基地へと向かう「しらせ」の航路上で、波浪と海氷、しぶきの計測や船体運動のモニタリングを行っているチームがいます。どのような気象海象条件のときに、船がどう揺れ動くか科学的なデータを収集し、最適な航路...

暴風圏の航行

暴風圏の航行

64次隊では、12月3日から7日にかけて通過した南緯40度から60度にかけての海域は、地球を周回する偏西風や海流(南極環流)の行く手をさえぎる陸地がないため、一年を通じてとても強い風や高い波が発生する...

東経110度ラインでのモニタリング観測

東経110度ラインでのモニタリング観測

「しらせ」はフリーマントル出港後、東経110度のラインをまっすぐに南下します。この航路上では、南緯40度から60度まで5度きざみで、計5点で船を止め、海洋観測を実施しています。この観測は、同じ地点で長...

ペンギンセンサス

ペンギンセンサス

昭和基地の周辺には、アデリーペンギンのルッカリー(営巣地)が多くあります。観測隊では、毎年ルッカリーを回って、ペンギンセンサス(個体数および営巣数の調査)を行っています。5次隊から続いている歴史のある...

フリーマントル出港その後

フリーマントル出港その後

12月1日にフリーマントルを出港した「しらせ」は、南大洋へ向かって航走しています。出港直後は一時的に風速が21ノット(12m/s程度)まで強まり、急な荒波の洗礼に横になる隊員もちらほら出ました。安全に...