レントゲン撮影装置更新

レントゲン撮影装置更新

昭和基地の医務室には、外科的手術が可能な設備のほか各種の検査装置があり、これらは2名の医療隊員によって運用されます。現在は、レントゲン撮影装置の更新が行われているところです。医療の三上隊員は、「装置が...

潮汐観測(基本観測・定常観測部門)

潮汐観測(基本観測・定常観測部門)

潮汐観測は、海の深さや山の高さの決定並びに津波等の海洋現象研究の基礎資料として重要な観測です。1月20日から21日にかけては副標観測といって、西の浦験潮所近傍の海中に副標と呼ばれる大きな物差しを設置し...

ラングホブデ雪鳥沢での観測

ラングホブデ雪鳥沢での観測

1月20日~22日、昭和基地周辺の露岩域※のうち、ラングホブデ雪鳥沢で陸上生態系変動モニタリング観測を行いました。(※昭和基地周辺の露岩域についてはこちらの記事もご覧ください) ラングホブデ雪鳥沢は、...

パッダでの測地観測

パッダでの測地観測

南極地域の測地情報及び地形情報は、隊員の安全な野外活動を支える基盤情報であるとともに地球規模地殻変動の解明に必要不可欠です。そのため測地観測は第1次南極地域観測隊(1956年派遣)以来継続して行われて...

別動隊 観測開始!

別動隊 観測開始!

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸はオーストラリアのフリーマントル港を出港したのち、1日1回の観測を実施しながら順調に南進しています。出航後は荒天が続いていましたが、観測が始まってからは天候に恵まれ...

昭和基地周辺の露岩域紹介

昭和基地周辺の露岩域紹介

今回は、観測隊が活動する昭和基地周辺のいくつかの露岩域をご紹介します。 紹介する4か所の露岩域と昭和基地の位置関係を示した図(作成:極地研広報室、写真撮影:JARE64 山口真一) ■ラングホブデ(ノ...

昭和基地での物資持込み輸送完了

昭和基地での物資持込み輸送完了

昭和基地では年間を通じて観測隊が観測・設営活動を行っていますが、それを支える燃料や物資の輸送は、年1回の「しらせ」接岸時に限られています。輸送する物資は、観測・設営、食糧、燃料など多岐に渡り、中には昭...

南極観測用ペネトレータの開発

南極観測用ペネトレータの開発

自然現象を観測するためには、観測場所を決定し、そこに観測機器を設置し、データ収集を行うことが必要です。しかし、南極の氷河や他の惑星など、人が実際に現場に行って観測機器を設置するには困難な場所が多く存在...

別動隊 フリーマントル出港

別動隊 フリーマントル出港

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸は隊員7名、同行者3名が乗船し、1月17日にオーストラリアのフリーマントル港から出港しました。 フリーマントル出港 撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年1月17...

自動気象観測装置の点検

自動気象観測装置の点検

昭和基地から約20kmの距離にある南極大陸上のS17航空機観測拠点では、自動気象観測を行っており、昭和基地の気象観測とともに観測隊の野外行動に役立てられています。 1月16日には、S17航空機観測拠点...

燃料橇の掘り起こし

燃料橇の掘り起こし

昭和基地から直線で19kmほど離れた南極大陸氷床上に、S16と呼んでいるポイントがあります。ここは南極の内陸へ移動する際の出発拠点であり、大型雪上車や燃料を搭載した橇などが保管されています。風が強い地...

浅層アイスコア掘削

浅層アイスコア掘削

南極は宇宙に開かれた窓と呼ばれており、宇宙空間を飛び交っている「宇宙線」が大量に降り注ぐ場所です。そして、その宇宙線量は太陽活動と関係しています。64次隊の浅層掘削チームは、観測データがない時代の太陽...

電離層観測(定常観測)

電離層観測(定常観測)

南極では様々な種類の観測が行われています。基本観測は、国際的または社会的要請の高い科学観測データを、確立した観測手法により継続的に取得・公開することを目的とする観測であり、国の責務として実施する「定常...

昭和基地周辺の海底地形・生物調査

昭和基地周辺の海底地形・生物調査

64次隊の地形チームでは、過去におきた南極氷床の融解メカニズムの解明を目的として、海底の地形・生物調査を実施しています。その一環として、今回は昭和基地の目の前、北の浦で「お魚チーム」が開けた海氷の穴を...

雲の直接観測

雲の直接観測

身近な存在である雲は、気候変化を調べる上でとても重要な研究対象です。雲によってもたらされる降雪は、南極域における氷床や海氷の成長を左右する一方で、雲によって増減する太陽や大気からの放射熱は雪氷面の融解...

西部地区道路付け替え工事

西部地区道路付け替え工事

64次隊の設営部門では、昭和基地更新計画に伴い道路の付け替え工事を行っています。昭和基地での工事は雪が少ない夏期間にしか行えないため、できる限り短期間で終わらせられるよう多くの人で協力して行います。ま...

地形チーム ルンドボーグスヘッタでのサンプル採取

地形チーム ルンドボーグスヘッタでのサンプル採取

64次隊の地形チームでは、湖底・海底地形調査と掘削による堆積物の採取、陸上での氷河地形調査と岩石試料採取を実施しています。採取した地層サンプルから、湖や海の環境変化に敏感な微化石・化学成分の分析や、最...

海氷下のお魚を探る

海氷下のお魚を探る

64次隊には、冷たく暗い南極の海氷の下で生息している魚類の行動と生態を明らかにしようと観測を行っているチームがいます。通称「お魚チーム」です。昭和基地周辺の海は、1年中海氷に覆われています。海水温の変...

南極から新年のご挨拶

南極から新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。64次夏隊広報の山口、越冬隊広報の白野です。いつも観測隊ブログをご覧いただき、ありがとうございます。2023年も引き続き、私たちが南極からレポートしてまいります。 昨年...