JARE65アーカイブ

漂流系による表層生態系観測

漂流系による表層生態系観測

2024年1月30日に漂流系を投入し、翌31日に回収しました。当初の予定海域である南側に氷山が大量に存在していたため、航海後半での投入となり、回収時には比較的大きなうねりの中での作業となりましたが、南...

ありがとう、しらせ!

ありがとう、しらせ!

1月24日午前8時頃(昭和時間)、南極観測船「しらせ」は昭和基地沖の定着氷を離れて反転、オングル海峡の南側からリュツォ・ホルム湾内に向かって再び砕氷航行を開始しました。昨年12月25日に昭和基地沖定着...

氷縁域での観測

氷縁域での観測

2024年1月21日に海鷹丸は氷縁に到達し、基本観測(海洋物理・化学)、海洋生態系モニタリングの最後の観測点を終え、さらに氷縁に近づいた後に海氷採集および周辺環境の観測を行いました。例年よりも氷山が多...

引継ぎと1月の昭和基地

引継ぎと1月の昭和基地

南極の夏は観測隊の繁忙期。氷河や海氷、地質や生物など様々なテーマを持つ野外観測チームが昭和基地周辺や南極大陸の沿岸各地を飛び回っています。一方、昭和基地では、通年で行う観測や基地の設備を支える業務等に...

S16・S17での合同オペレーション

S16・S17での合同オペレーション

1月19日の朝、広報隊員は一面が広大な白い大地、南極氷床のただ中に降り立ちました。昭和基地からCH輸送ヘリで飛ぶこと約6分、距離にして約20km(南極大陸の沿岸からは約15km)を東進したあたりにある...

深層アイスコア掘削の準備

深層アイスコア掘削の準備

ドームふじチームは、深層アイスコア掘削を引き続き進めています。先日終了した浅層アイスコア掘削で開けた穴(掘削孔)を拡張するリーミング、ドリルを支えるマストの組立、拡張した掘削孔にパイプを挿入するケーシ...

南大洋観測開始

南大洋観測開始

海鷹丸は1月13日に今年度航海最初の観測点となるKC1(南緯40度、東経110度)にてCTD観測を行い、水温、塩分など様々な環境データを取得するとともに、栄養塩や動物・植物プランクトン分析のための採水...

ラングホブデ氷河(生活編)

ラングホブデ氷河(生活編)

ラングホブデ氷河での生活を紹介します。まず氷河チームの家であるテント村です。氷河の上にそれぞれの個人テントを張り、生活しています。食事などは大きな食事テントにみんなで集まって食べます。これが約2週間過...

ラングホブデ氷河観測

ラングホブデ氷河観測

氷河チームがラングホブデ氷河で行っている観測をご紹介します。 研究についての詳細はこちら 氷レーダーを使って400mを超える氷の厚さを計測します。これまで2~3人でアンテナを担ぎ測定しており、時間と労...

スカルブスネス探訪記 測地チーム編

スカルブスネス探訪記 測地チーム編

1月10日から12日、リュツォ・ホルム湾沿岸の露岩域のひとつであるスカルブスネスのきざはし浜で実施された、測地チームの野外活動についてご紹介します。 階段状のきざはし浜の地形(手前)の右手に新設した基...

「海鷹丸」フリーマントルを出港!

「海鷹丸」フリーマントルを出港!

2024年1月6日に羽田空港を出発した別動隊(海鷹丸)7名は、豪フリーマントル港で海鷹丸に乗船し、11日午前9時に南大洋に向け出航しました。 海鷹丸における南大洋観測航海は今回で25回目となります。今...

スカルブスネス探訪記 ペンギンチーム編

スカルブスネス探訪記 ペンギンチーム編

広報隊員は1月10日より、昭和基地から約53km(CH輸送ヘリで約15分)南下し、宗谷海岸にある露岩域としては最大の面積を有する、スカルブスネス(ノルウェー語にて「鵜の岬」の意味)のきざはし浜という場...

テーレン氷河における氷底湖探査

テーレン氷河における氷底湖探査

1月中旬より、第65次南極地域観測隊では、昭和基地から南方約70 kmに位置するテーレン氷河において観測活動を行っています(図1)。 (図1)南極氷床から海へ流れ出すテーレン氷河。 撮影:JARE65...

海氷下の魚類の行動を探る

海氷下の魚類の行動を探る

1月5日の朝、広報隊員はオングル諸島の一つ、岩島近くの海氷上まで出てきました(地理院地図)。以前同行取材した海氷チームでは人がソリを引っ張って調査しましたが、今回のお魚チームでは高い移動力と運搬能力を...

電離圏のお天気レーダーを守る

電離圏のお天気レーダーを守る

昭和基地が建設された東オングル島には様々な形状のアンテナが点在していて、国土地理院が公開している南極地形図でも幾つもの電波塔の地図記号で表されているのを確認することができます。その中でもひときわ存在感...