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トッテン氷河沖集中観測のスタートです
第65次南極地域観測隊で重点的に観測を行うエリアのひとつとして位置付けられている東南極最大級の氷河、トッテン氷河。その規模は集氷域全体が融解すると、推定で約4メートルも海面を上昇させる程に膨大な量であ...
JARE64アーカイブ
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「しらせ」恒例イベント、南極大学・艦内娯楽大会
2月29日、南極観測船「しらせ」はアムンゼン湾を発ってから7日間、往路とは逆にひたすら東進し東経116度付近に位置するサブリナコーストのトッテン氷河沖にまで到達しました。トッテン氷河は第65次南極地域...
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64次越冬隊、しらせへ
2月1日に65次隊へ昭和基地の維持と運営を引き継いだ64次越冬隊は、2日、昭和基地を離れ観測船「しらせ」に戻りました。2022年12月21日に昭和基地入りしてから、408日ぶりの乗船です。齋藤艦長はじ...
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引継ぎと1月の昭和基地
南極の夏は観測隊の繁忙期。氷河や海氷、地質や生物など様々なテーマを持つ野外観測チームが昭和基地周辺や南極大陸の沿岸各地を飛び回っています。一方、昭和基地では、通年で行う観測や基地の設備を支える業務等に...
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深層アイスコア掘削の準備
ドームふじチームは、深層アイスコア掘削を引き続き進めています。先日終了した浅層アイスコア掘削で開けた穴(掘削孔)を拡張するリーミング、ドリルを支えるマストの組立、拡張した掘削孔にパイプを挿入するケーシ...
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新年を迎えた昭和基地
昭和基地にも新しい年がやってきました。越冬隊の私たちは、日本を離れ観測隊の仲間たちと迎える2度目のお正月になりました。南極の短い夏は観測隊の繁忙期。いつもは観測活動や基地設営作業で慌ただしい隊員たちも...
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浅層アイスコア掘削の完了
ドームふじチームは、ドームふじ観測拠点IIにおいて深さ126メートルまでのアイスコアの掘削を完了しました。 このアイスコアは、来年度以降に採取する深層アイスコアにつながるもので、12月14日に完成した...
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65次本隊まもなく到着
11月24日に日本を出発し、豪州フリーマントル港から「しらせ」に乗船、昭和基地に向かっている65次隊本隊がまもなく到着します。65次隊の皆さんが暴風圏の荒波に揉まれながら南下を続けている頃の昭和基地の...
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深層アイスコア掘削用10メートルピットの完成!
第64次・65次南極地域観測隊合同によるドームふじチームは、ドームふじ観測拠点IIにおいて深さ10メートルに及ぶピットの掘削作業を完了しました。 このピットは、深さ10メートル、奥行き10メートル、幅...
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日夜、気象をとらえる
白夜の時期に入り、南極の夏を迎えた昭和基地。次の隊の受入れ準備や除雪で慌ただしい時期となりました。観測部門では日夜、地球環境を対象に観測を行い、多様なデータの取得を続けています。いくつかある観測部門の...
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南極の氷山の氷を日本に
南極の氷山から採った 氷を水に浮かべるとプチプチと空気の弾ける音がする、そんなことを聞いたことはありませんか。南極大陸に降り積もった雪は長い年月をかけて押し固められて氷になり、その中には当時の空気が閉...