「昭和基地の発電を守る」の記事でも紹介しましたが、昭和基地では基地内にある発電機で発電し、観測や設営作業、隊員たちの生活に必要な電力を各所に送り届けています。今回は、昭和基地内に安定した電力を送り続け...
6月13日(火)から6月15日(木)の3日間、アリーナ立川立飛および国立極地研究所を会場に、第65次南極地域観測隊の夏期総合訓練を実施しました。 隊員候補者および同行者候補者約90名は、南極で活動を行...
極夜期の昭和基地、長い夜に星空やオーロラを眺めることを楽しみにしていたのですが、基地周辺に接近した低気圧の影響で6月4~6日、7~8日とB級ブリザード※1が立て続けに到来しました。 外出注意令※2が発...
今回は、観測隊のミッションのうち、地球の大気の変動を探る観測を紹介します。私たち人間活動の影響により、大気中の温室効果ガス※1が増加したことで、地球温暖化が起こり、その影響により世界各所で深刻な環境問...
私たち観測隊は、観測と設備の維持管理を行いながら、昭和基地で生活をしています。それに伴い、設営作業時の廃材や故障した観測機器、生活ゴミなどの廃棄物と生活排水が発生します。今回は、廃棄物や生活排水の処理...
観測隊では、小中高校に向けて「南極教室」を実施しています。南極で行っている観測などを生中継で紹介し、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらう取り組みです。64次隊の越冬隊では、これまでに隊員ゆかりの...
私たち越冬隊が通年で滞在するうえで、観測の継続と基地の生活には安定した電力の供給が欠かせません。今回は昭和基地の発電機を担当する設営部門の仕事を紹介したいと思います。 基地主要部の建屋のうち発電棟に常...
5月9日から10日にかけて昭和基地では、低気圧の接近に伴いB級ブリザード※に見舞われました。外出注意令が発令される猛吹雪のなか、人員交代のため基本観測棟から基地主要部の建屋へ移動する隊員たちの姿があり...
昭和基地主要部の建物から東側を眺めると2つの黒いドームが見えます。多目的アンテナレドームとインテルサットレドームです。アンテナを自然環境から保護するためのドーム型の設備をレドームと言い、両レドームの内...
昭和基地のある東オングル島の隣、西オングル島には宙空部門が継続して観測を行っている拠点「西オングル 宙空テレメータ施設」があります。宇宙から放射される電波、地球上を伝播している自然電波、地磁気の脈動、...