しらせアーカイブ

トッテン氷河沖での鉄の観測

トッテン氷河沖での鉄の観測

第66・67次南極地域観測隊におけるトッテン氷河沖での集中観測では、観測船「しらせ」にて初となる「クリーン採水」という観測を行い、鉄と生物の関わりを探ります。鉄は私たちの体になくてはならないのと同じよ...

係留系 設置完了

係留系 設置完了

3月8日、10日、20日に、トッテン氷河沖に係留系観測システムを設置しました。係留系観測で使用する一式の装置を「係留系」と呼びます。フロート(浮き)や計測器が長い紐でつながっており、片方の端には錘(お...

漂流系観測 投入と回収

漂流系観測 投入と回収

3月12日、海氷下の生態系を観測するための漂流系観測システム(以下、漂流系)を投入しました。 海氷の縁では氷が融ける春から夏に植物プランクトンが大増殖します。この大増殖のしくみや、プランクトン増殖後の...

南極観測船「しらせ」からライブ中継を実施

南極観測船「しらせ」からライブ中継を実施

3月15日、観測船「しらせ」の船上から極地研公式インスタグラムを通じ、ライブ中継を行いました。 第66次南極地域観測隊は、観測隊史上初めて、一度の航海で南極を2往復する2レグ制を導入し、現在、トッテン...

トッテン氷河沖での集中観測が始まりました!

トッテン氷河沖での集中観測が始まりました!

3月6日、南極観測船「しらせ」が南緯64度を通過し、いよいよトッテン氷河沖での観測が始まりました。 「しらせ」の航跡マップ 2025年3月6日13時5分55秒(現地時間)時点の位置(×印) ※「しらせ...

BGCフロート投入

BGCフロート投入

近年、海水温の上昇、海氷の減少、酸性化など海洋環境の変化によって、プランクトンの成育過程に大きな影響が及んでいると考えられています。この影響は海洋の生態系全体にまで波及するため、海洋環境の変化とプラン...

レグ2往路における観測が始まりました

レグ2往路における観測が始まりました

2月26日に南極観測船「しらせ」がフリーマントルからトッテン氷河へ向けて出航し、翌27日にオーストラリアのEEZ(排他的経済水域)を出ました。現在、「しらせ」の航路上で海洋表層観測が毎日、朝、昼、晩と...

南極に向けて再出航

南極に向けて再出航

2025年2月26日午前10時9分、第66次南極地域観測隊を乗せた「しらせ」がフリーマントルから再び出港しました。目指すはトッテン氷河。 資料:国土地理院 出港を前に原田隊長は「現地は気候が非常に厳し...

レグ2夏隊、しらせ乗船

レグ2夏隊、しらせ乗船

2月25日、南極地域観測隊の66次レグ2夏隊の22名がフリーマントル港に停泊中の「しらせ」に乗船しました。 乗船するレグ2観測隊員たち 撮影:JARE66 北本 憲央(2025年2月25日) レグ2で...

レグ1夏隊、帰路へ

レグ1夏隊、帰路へ

2月24日18時頃(日本時間19時)、南極地域観測隊の65次越冬隊と66次夏隊(レグ1のみのメンバーとドームふじチーム)計61名が、フリーマントル港に停泊中の「しらせ」を下船しました。当日の朝8時過ぎ...

さよなら観測隊ヘリコプター

さよなら観測隊ヘリコプター

南極観測船「しらせ」がフリーマントルに入港したその日の午後、AS観測隊ヘリコプターが「しらせ」から搬出されました。 「しらせ」から搬出されるAS観測隊ヘリコプター 撮影:JARE66 北本 憲央(20...

フリーマントル入港

フリーマントル入港

2月23日10時頃(日本時間11時)、観測船「しらせ」が寄港地フリーマントルに到着しました。私たち66次夏隊にとっては昨年12月にオーストラリアのフリーマントルを出港して以来となります。65次越冬隊の...

まもなくフリーマントル入港

まもなくフリーマントル入港

65次越冬隊、66次夏隊を乗せた「しらせ」は、まもなく寄港地フリーマントルに到着します。 昨年12月9日に出港して以来、2ヵ月半ぶりに戻ってきます。ここ数日は外の気温が10℃後半~20℃台後半と暑いく...

南極大学開講

南極大学開講

2月13日から15日の3日間にわたり、南極大学・しらせアカデミーが開催されました。12月に行われた「しらせ大学・しらせアカデミー」では、観測隊員から「しらせ」乗員向けに66次隊が南極で行う観測計画が紹...

オーロラが出た

オーロラが出た

2025年2月12日22時ごろ、「しらせ」船内に「オーロラが出た」と放送が入りました。 各部屋で休憩していた観測隊員たちは急いで、カメラを持って夜空を観賞することができる観測所に駆け付けました。そして...

海底圧力計の回収

海底圧力計の回収

南極地域観測隊は毎年、リュツォ・ホルム湾沖にあるSt.BP(ステーション・ビーピー)という位置(南緯66度50分、東経37度50分、水深約4,500m)に「海底圧力計」を設置し、その地点の海底にかかる...

夜通し続く海底地形調査

夜通し続く海底地形調査

「しらせ」の船底には、音の反射を使って海底地形を面的に調査することができる「マルチビーム測深機」という機器が取り付けられています。海中で音波を出し、海底で音が跳ね返って船底に達するまでの秒数を測定する...

MONACAリュツォ・ホルム湾内の完全自律走行、達成!

MONACAリュツォ・ホルム湾内の完全自律走行、達成!

南極地域観測隊の海洋観測チームは、南極の氷床がどのような仕組みで融解しているのかを研究しています。大陸から張り出した氷床末端部と海が接する場所で、氷が海水によってどのように融けているのかを知るためには...

しらせ離岸

しらせ離岸

2025年1月28日(火)10時45分(日本時間16時45分)、南極観測船「しらせ」は昨年12月31日の接岸以降、約1か月間停泊中だった昭和基地沖から離岸しました。今後、「しらせ」では乗船中の海洋観測...