レグ1夏隊、帰路へ

2月24日18時頃(日本時間19時)、南極地域観測隊の65次越冬隊と66次夏隊(レグ1のみのメンバーとドームふじチーム)計61名が、フリーマントル港に停泊中の「しらせ」を下船しました。当日の朝8時過ぎには「しらせ」乗員のみなさんより退艦セレモニー(帽振れ)を催していただき、乗員のみなさんとの別れを惜しみながら挨拶を交わす観測隊員も見られました。

退艦セレモニー 帽振れ
撮影:JARE66 北本 憲央(2025年2月24日)

下船前、レグ1最後のミーティングでは、原田隊長より「帰国後は皆さんの持ち場で、南極で培ったそれぞれの実力を発揮してください。また、これから始まるレグ2では皆さんからの応援を力に変えながら成功を達成したいと思います!」と挨拶いただきました。この後は、貸し切りバスでパース国際空港へ向かい、空路で日本に帰ります。

笑顔で帰国にむかう観測隊員たち
撮影:JARE66 北本 憲央(2025年2月24日)

今夏期間は2レグ体制の運用のもと、昭和基地での観測期間が短く、スケジュールが非常に厳しかったのですが、観測・設営における全活動を概ね終えることができました。観測隊員同士お互いの協力に加え、「しらせ」乗員のみなさんの支援があってこそ、成し遂げることができたと思います。皆さん、本当にお疲れさまでした!!

次は66次隊の後半の観測(レグ2)活動が始まります。引き続き、応援のほど、よろしくお願いいたします!

(JARE66 北本憲央)