JARE63アーカイブ
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昭和基地でのモバイルデータ通信の運用開始
昭和基地は32名の限られた人数で運営されているため、業務面・生活面いずれにおいても他の隊員との連携や協力が必要不可欠です。また、隊員ごとに活動エリアが異なる上、天候等の急変により突発的な対応が求められ...
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ヘリコプター最終便 〜さようなら、62次越冬隊&63次夏隊〜
風も弱く、穏やかに晴れた2月8日午前、63次越冬隊員約30名が見送る中、引き継ぎ等のために越冬交代以降も昭和基地に残っていた62次越冬隊員5名並びに63次夏隊員10名および同行者1名を乗せ、昭和基地最...
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スーパープレッシャー気球による大気重力波観測
スーパープレッシャー気球(SPB)は、ほぼ一定の高度を長期間にわたって浮遊する特殊な気球です。新たな観測プラットフォームとして注目されていますが、これまで日本では実現していませんでした。今回、新たに開...
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ラングホブデ氷河での野外観測を完了
★前回の記事はこちら★ 12月16日にスタートしたラングホブデ氷河での野外観測を、2月6日の活動で完了しました。この間、3地点で5回の熱水掘削を行って、氷河の底での観測に成功しました。また、氷河が流れ...
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3地点を掘削して氷河底面の全貌を解明
★前回の記事はこちら★ ラングホブデ氷河での野外観測も大詰め。550メートルを掘削した第1掘削地点から下流側に移動して、より海に近い地域でさらに2回の掘削を行いました。狙ったのは、氷河が海に浮いて棚氷...
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ドームふじ滞在中の観測と作業
前回の記事「S16~DF移動中の観測」に続いて、ドームふじでの観測と作業の様子をご紹介します。 63次ドーム旅行隊は1月5日に本旅行2回目のドームふじに到着しました。気温は朝方でも-30度を下回らない...
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S16~DF移動中の観測
前回の記事「ドーム旅行中の移動」に続いて、移動中の観測の様子をご紹介します。 本旅行の主目的はドームふじ周辺での氷床レーダー観測や物資輸送ですが、内陸旅行出発拠点S16からドームふじにかけての移動中に...
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昭和基地にてトンガの津波を観測
1月14日、西の浦験潮所に新たな水位計を設置しました。 今回の水位計で観測されるデータは海図作成にはもちろん津波等の海洋現象研究資料としても活用されている重要な観測です。水位計設置作業は、ゴムボートに...
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ドーム旅行中の1日の生活
ドーム旅行隊は2度目のドームふじでの活動を終え、内陸旅行出発拠点のS16に向け復路の行動を開始しました。観測や設営作業で忙しい日々ですが、なんとか時間にゆとりができたため、我々の活動の様子をご紹介した...
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ドームふじ周辺の氷床レーダ観測完了!
63次隊のドーム旅行隊では、第3期ドームふじ氷床深層掘削地点を決定するための氷床レーダ観測が計画されています。氷床レーダは、雪上車に搭載したアンテナからマイクロ波と呼ばれる波長帯の電波を氷床下部へ向け...
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地質隊、ちぢれ岩の踏査を完遂
★前回の記事はこちら★ ちぢれ岩は昭和基地から東へ100マイルに位置し、これまでヘリコプターの着陸実績が無く、調査記録や三角点すら存在しない小露岩です。1月13日正午過ぎ、地質隊3名を乗せたヘリCH-...