ラングホブデ氷河での野外観測を完了

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12月16日にスタートしたラングホブデ氷河での野外観測を、26日の活動で完了しました。この間、3地点で5回の熱水掘削を行って、氷河の底での観測に成功しました。また、氷河が流れる速度、氷の厚さ、氷の動きによる地震、気象などを測定しています。各種の装置を氷河に残して今後も測定を続け、1年後にデータを回収する計画です。観測期間中は、約6週間にわたってキャンプに滞在して、厳しくも美しい氷河での生活を満喫しました。2月に入ると太陽の高度が下がって、気温も低くなってきました。南極のつかの間の夏が終わろうとしています。

(JARE63 杉山慎)

氷河上の気象ステーションからデータをダウンロード。
撮影:JARE63 杉山慎(2022年1月19日)
電波の反射を使って氷の厚さを測定中。氷河上を広く歩いてデータを集めます。
撮影:JARE63 杉山慎(2022年1月3日)
氷河上でスノーモービルが活躍。物資を積んでキャンプを目指します。
撮影:JARE63 杉山慎(2022年1月13日)
1月末になると、夕暮れに空が美しく染まるようになりました。南極の夏も終わりに近づいています。
撮影:JARE63 杉山慎(2022年1月23日)