2022年1月23日(日)9時10分(日本時間15時10分)、南極観測船しらせは昨年12月19日以降およそ一か月間停泊中だった昭和基地沖から離岸しました。今後、しらせでは乗船中の海洋観測担当隊員を中心に復路の海洋観測を開始します。
現在のところ、今期復路しらせに乗船予定のメンバーのうち63次夏隊員の一部及び62次越冬隊員は昭和基地及び複数の野外調査地に滞在中で、2月上旬に予定されているしらせ搭載ヘリの最終便までは、各隊員の担当部門の状況により観測・設営作業を継続する予定です。
しばらくは海洋観測と野外観測、また昭和基地設営作業が同時に進行することとなりますが、残り少ない南極の夏期間を最大限生かせるよう、それぞれ活動を続けてまいります。
(JARE63 白井あゆ美)