JARE61アーカイブ

とっつき岬ドラム缶フェスティバル2020

とっつき岬ドラム缶フェスティバル2020

南極観測には祭りがある。 61次隊では、往復路のトッテン氷河沖で実施される集中観測を「トッテン祭り」と称してきたが、ここにきて、新たな祭りが持ち上がった。 「とっつき岬ドラム缶フェスティバル2020」...

セルロン生物チーム始動!

セルロン生物チーム始動!

セルロン生物チームの林隊員と田留隊員の2名は、1月15日、プリンセス・エリザベス基地に到着し(到着までの様子はこちら)、先に基地に入りドーム輸送チームと活動していた高村隊員と合流して、調査に向けた本格...

観測隊の連絡の要~無線通信

観測隊の連絡の要~無線通信

今日17日、チバニアン誕生の発表がありました。千葉県市原市にある地層「千葉セクション」が国際地質科学連合の「GSSP(国際境界模式層断面とポイント)」に認められ、約77.4万年前~約12.9万年前の時...

海氷下の秘密

海氷下の秘密

南極海は世界で最も科学の眼が届いていない海ですが、研究を阻む理由のひとつに海氷の存在があります。とくに冬季は、我々が現在観測を行っている南緯61度付近まで海氷に覆われ、海鷹丸はそこから先へ進むことはで...

航空機で南極入りする隊員

航空機で南極入りする隊員

航空機 (DROMLAN: Dronning Maud Land Air Network) を利用して南極入りした4名(61次隊セルロン生物チーム2名、外国基地派遣チーム2名)の出国後の様子をお届けし...

この素敵な世界に

この素敵な世界に

想像してみてください。28日間インターネットにアクセスできない生活を。 皆さんは最近そんな経験をしたことがありますか。近年は、乗船研究者がメールくらいは利用できる環境を備えた調査船が増えてきたようです...

南極の氷の動きを測る~氷床変動測量

南極の氷の動きを測る~氷床変動測量

1月15日、国土地理院の兒玉篤郎隊員は南極大陸に向かいました。同院が担当する「定常観測」の一つ、「氷床変動測量」のためです。南極大陸を覆う氷(氷床)がゆーっくりと海に向かって動く、その速さと方向を調べ...

大しけの中での観測

大しけの中での観測

1月10日、「海鷹丸」は予定より4時間遅れた朝8時に最初の観測点に到着。風もなく、波も静か。観測している船の周辺をワタリアホウドリ、マユグロアホウドリ、アカアシミズナギドリが舞っていました。最初なので...

さよなら気象棟

さよなら気象棟

誰も踏んでいないまっさらな雪を見ると、足跡をつけたくなるのが人情というものですが、雪の多い南極では足跡つけ放題です。 せっかくなので「61」の文字を描きました。 ヘルメットと、肩から下げた無線機は外出...

隊員を支える大切な仕事

隊員を支える大切な仕事

私は昭和基地で、接岸した「しらせ」が風で流されないように支えるなどしています。 結構重労働です。 撮影:JARE61 青山雄一 2020年1月8日 ・ ・ ・ 「観測隊ブログを書いて良いよ」と言われ、...

「海鷹丸」フリーマントルを出港!

「海鷹丸」フリーマントルを出港!

我々は1月3日に羽田空港を発ち翌4日から西オーストラリア州フリーマントルで、観測機器等の準備を進めて来ました。そして8日の現地時間10:00、南極に向けて出港しました。 海鷹丸チームの行動は「観測隊は...

将来の観測を支える白夜の氷上輸送

将来の観測を支える白夜の氷上輸送

日本の南極観測では輸送が肝と言われます。物資輸送のほぼすべてを「しらせ」に頼っており、年に一回しか輸送のタイミングがないためです。毎年の輸送を確実に行うことは、将来の観測や昭和基地を支える、観測隊の重...

「しらせ」昭和基地へ接岸

「しらせ」昭和基地へ接岸

1月5日現地時間14時50分(日本時間20時50分)、「しらせ」は昭和基地に接岸しました(*)。 *昭和基地には桟橋がないため、燃料を輸送するホースを基地から伸ばせる範囲の定着氷に「しらせ」が到着した...