我々は1月3日に羽田空港を発ち翌4日から西オーストラリア州フリーマントルで、観測機器等の準備を進めて来ました。そして8日の現地時間10:00、南極に向けて出港しました。
海鷹丸チームの行動は「観測隊はいまどこ?」のマップ内、緑色のラインでご覧いただけます。
9日、海鷹丸は南南西に針路を取り、向かい風のなか進みます。うねりもほぼ正面から来るので、船は大きく縦揺れしながら波の山を登ったり下りたりしています。観測機材はそこら中に縛り付けられているので、船の大きな動揺にも心配いりませんが、船酔いしている人も出てきています。そのうち体が慣れてくるでしょう。本格的な観測は明日からですが、準備は着々と進められています。
海鷹丸の毎日の活動状況をほぼリアルタイムでつづっていきたいと思います。2月4日のホバート入港まで、どうぞおつき合いのほどよろしくお願いします。我々の研究プロジェクトについては「南極ゲートウェイジャパン」もご覧ください。では、行ってきま~す。
(JARE61 茂木正人)