魚釣りによる観測

魚釣りによる観測

6月12日、「海氷下における魚類の行動・生態の解明」という課題について研究・観測を行う浅井隊員と黒田隊員とともに漁獲調査として魚釣りに行きました。南極の魚研究は夏期間のデータが集まっている一方で、越冬...

南極大学の開講

南極大学の開講

昭和基地では夕食後の時間を使って、隊員が講師を務める「南極大学」という講義を行なっています。 5月28日から始まった全3回のシリーズでは高妻隊員が講師を務めています。過去に北岳と尾瀬で山小屋を管理して...

季節の変わり目 車両用燃料の入れ替え

季節の変わり目 車両用燃料の入れ替え

6月3日、車両担当の片桐隊員指示のもと、昭和基地の多くの車両で使われている燃料の種類を入れ替えました。極夜を通り過ぎ、季節の変わり目で屋外の気温はマイナス20度前後の日が多くなりました。昭和基地はこの...

昭和基地でのオーロラ

昭和基地でのオーロラ

6月の初め頃、太陽活動の活発化により日本を含む世界各地でオーロラが観測されたと伺いました。ここ昭和基地でも、天気が良かった数日に渡りオーロラが観測されました。極夜に入っていたこともあり、暗い時間が長い...

極夜よ、こんにちは

極夜よ、こんにちは

極夜は6月から始まるので5月末までは太陽が見えると思っていたのですが、気象隊員の予報により月末は天気が荒れる見込みだとわかりました。そのため29日の日没から太陽がしばし見納めになると予想され、隊員達は...

南極教室の準備と本番

南極教室の準備と本番

第66次南極地域観測隊の越冬期間には、観測隊員とゆかりのある学校と昭和基地とをオンラインで繋ぐ南極教室を全14回予定しております。今回は3回目の準備や本番の様子をお伝えしたいと思います。 5月19日、...

大気の変動を観測するPANSY

大気の変動を観測するPANSY

5月10日に昭和基地のPANSY(パンジー)のエリアに行きました。パンジーというと黄色や青色など様々な色合いで公園や花壇で咲き目を楽しませてくれますが、昭和基地のパンジーはPANSY(Program ...

昭和基地のこどもの日

昭和基地のこどもの日

5月5日こどもの日、昭和基地の19広場にはこいのぼりが揚げられ、食堂には兜が飾られました。またお昼過ぎには柏餅と抹茶が提供され美味しくいただきました。夜からは天候が荒れる予報でしたので、残念ながらこい...

水中ドローンによる観測

水中ドローンによる観測

5月2日、水中ドローンによる観測のため「西の浦」という海氷上に行きました。「海氷下における魚類の行動・生態の解明」として研究観測を行う黒田隊員と浅井隊員が主導し、他の隊員が作業支援を行いました。 海氷...

3つのヘリポート

3つのヘリポート

今回は昭和基地には3つのヘリポートを紹介したいと思います。A、B、Cという名称がつけられており、現在の使用用途や状況も違っています。昭和基地に人や物資が到着する手段としてヘリコプターでの輸送が今のとこ...

遥か高くにできる雲

遥か高くにできる雲

2025年6月12日 追記 本記事で紹介した雲状の構造について、「①面的に広がりのある雲ではない事、②紐状の雲で複雑にねじれた形状になっている事などから、一般的に極中間圏雲として知られているものとは別...

レグ2夏隊、帰路へ

レグ2夏隊、帰路へ

4月5日17時30分頃(日本時間18時30分)、南極地域観測隊の66次夏隊レグ2の38名が、フリーマントル港に停泊中の南極観測船「しらせ」から下船しました。当日の朝8時過ぎには退艦セレモニー「帽振れ」...

フリーマントル入港

フリーマントル入港

4月3日10時29分頃(日本時間11時29分)、観測船「しらせ」がオーストラリアの寄港地フリーマントルに到着しました。66次レグ2夏隊にとっては2月下旬にフリーマントルを出港して以来となります。 「し...

火災報知器点検とコウテイペンギン訪問

火災報知器点検とコウテイペンギン訪問

4月に入り、昭和基地の各建物にある火災報知器の点検を4名の隊員で行っていました。設置されている火災報知ベルを押したり、感知器を器具で発報させたりして、一つずつ動作確認を行いました。主要部である管理棟の...

スノーモービル講習と雪上車の達人

スノーモービル講習と雪上車の達人

3月28日、午後にスノーモービル講習を行いました。講習において野外観測支援の太田隊員、雪上車担当の大島隊員、車両全般担当の片桐隊員が講師を担当してくれました。操作方法だけでなく、雪面の関係や内部構造、...

南極観測船「しらせ」での大気観測

南極観測船「しらせ」での大気観測

南極地域観測隊では、気候モデル内で再現が難しいとされる南極域・南大洋上の雲の再現精度を高めるために、「しらせ」船上で雲を直接観測しています。また、雲ができる大気の環境や、雲を作る大気の供給の過程につい...

トッテン氷河沖の集中観測終了

トッテン氷河沖の集中観測終了

3月24日、トッテン氷河沖での海洋集中観測が終了しました。3月6日から24日にかけて、トッテン氷河の沖合15地点ほどで海水温や塩分、栄養塩、鉄、およびプランクトンなどを調べる観測装置の投入や海氷採取を...

船舶波浪チーム、トッテン氷河沖での観測

船舶波浪チーム、トッテン氷河沖での観測

トッテン氷河では、海にせり出した棚氷の底面が、沖合からの比較的暖かい海水により融解していると考えられています。その融解水の行方などを調べるために66次隊の船舶波浪チームはGPSが搭載された漂流型波浪ブ...

トッテン氷河沖での鉄の観測

トッテン氷河沖での鉄の観測

第66・67次南極地域観測隊におけるトッテン氷河沖での集中観測では、観測船「しらせ」にて初となる「クリーン採水」という観測を行い、鉄と生物の関わりを探ります。鉄は私たちの体になくてはならないのと同じよ...