6月3日、車両担当の片桐隊員指示のもと、昭和基地の多くの車両で使われている燃料の種類を入れ替えました。極夜を通り過ぎ、季節の変わり目で屋外の気温はマイナス20度前後の日が多くなりました。昭和基地はこの...
6月の初め頃、太陽活動の活発化により日本を含む世界各地でオーロラが観測されたと伺いました。ここ昭和基地でも、天気が良かった数日に渡りオーロラが観測されました。極夜に入っていたこともあり、暗い時間が長い...
第66次南極地域観測隊の越冬期間には、観測隊員とゆかりのある学校と昭和基地とをオンラインで繋ぐ南極教室を全14回予定しております。今回は3回目の準備や本番の様子をお伝えしたいと思います。 5月19日、...
5月10日に昭和基地のPANSY(パンジー)のエリアに行きました。パンジーというと黄色や青色など様々な色合いで公園や花壇で咲き目を楽しませてくれますが、昭和基地のパンジーはPANSY(Program ...
5月5日こどもの日、昭和基地の19広場にはこいのぼりが揚げられ、食堂には兜が飾られました。またお昼過ぎには柏餅と抹茶が提供され美味しくいただきました。夜からは天候が荒れる予報でしたので、残念ながらこい...
5月2日、水中ドローンによる観測のため「西の浦」という海氷上に行きました。「海氷下における魚類の行動・生態の解明」として研究観測を行う黒田隊員と浅井隊員が主導し、他の隊員が作業支援を行いました。 海氷...
昭和基地は各地にアンテナがありますが、その中でも黒いレドームという保護するドーム型の設備に覆われた建物が二つあります。今回はその内の一つ「インテルサットのレドーム」を紹介します。 昭和基地では、観測デ...
4月に入り、昭和基地の各建物にある火災報知器の点検を4名の隊員で行っていました。設置されている火災報知ベルを押したり、感知器を器具で発報させたりして、一つずつ動作確認を行いました。主要部である管理棟の...
3月28日、午後にスノーモービル講習を行いました。講習において野外観測支援の太田隊員、雪上車担当の大島隊員、車両全般担当の片桐隊員が講師を担当してくれました。操作方法だけでなく、雪面の関係や内部構造、...
南極地域観測隊では、気候モデル内で再現が難しいとされる南極域・南大洋上の雲の再現精度を高めるために、「しらせ」船上で雲を直接観測しています。また、雲ができる大気の環境や、雲を作る大気の供給の過程につい...
3月24日、トッテン氷河沖での海洋集中観測が終了しました。3月6日から24日にかけて、トッテン氷河の沖合15地点ほどで海水温や塩分、栄養塩、鉄、およびプランクトンなどを調べる観測装置の投入や海氷採取を...
トッテン氷河では、海にせり出した棚氷の底面が、沖合からの比較的暖かい海水により融解していると考えられています。その融解水の行方などを調べるために66次隊の船舶波浪チームはGPSが搭載された漂流型波浪ブ...
第66・67次南極地域観測隊におけるトッテン氷河沖での集中観測では、観測船「しらせ」にて初となる「クリーン採水」という観測を行い、鉄と生物の関わりを探ります。鉄は私たちの体になくてはならないのと同じよ...