レスキュー訓練

7月4日、野外観測支援担当の太田隊員の指導の下、レスキュー隊に任命された隊員が参加するレスキュー訓練が行われました。6月16日には第1回が行われ、ハーネスやシャックルなどの用具の説明や扱い方を学びました。

今回は第2回のレスキュー訓練で、より実践的な方法で講義が行われました。倉庫棟のトレーニングルームと階段、そして天井から釣られたロープを使って実際に自分の体重を支える動作と下降する練習、また2つの道具を使って上昇する練習を行いました。具体的にレスキューを行う場面を想定しながら訓練に取り組みました。

太田隊員からまず使用する道具の使い方や効果の説明
撮影:JARE66 米村幸司(2025年7月4日)
階段の傾斜を使って練習
撮影:JARE66 米村幸司(2025年7月4日)
2つの道具の扱い方や体の使い方を学ぶ
撮影:JARE66 米村幸司(2025年7月4日)
両手と足の動作を合わせて上昇する方法を学ぶ
撮影:JARE66 米村幸司(2025年7月4日)
全員が出来るようしっかりと練習を重ねる
撮影:JARE66 米村幸司(2025年7月4日)

訓練の内容を聞きながら、レスキューが必要となる時は突然起きるので、そのためにも道具の扱い方やロープの結び方などを日常的に練習する必要性を感じました。咄嗟の場面で速やかに対応できるよう技術を高めるため、今後もレスキュー訓練は継続して行われ、最終的には総合演習として野外での訓練を行います。段階的にレベルを上げて隊員の習熟を図り、チームワークを高めていきます。

第1回のレスキュー訓練の様子
撮影:JARE66 米村幸司(2025年6月16日)
ハーネスの装着やロープワークを学ぶ
撮影:JARE66米村幸司(2025年6月16日)

(JARE66 米村幸司)