7月29日、隊員室に勤務する隊員を中心に、輸送担当の柏木隊員によるスチールコンテナの組み立てに関する講習が行われました。スチールコンテナ(通称:スチコン)は、主に生活で使用する物資を梱包するために使われ、梱包された物資は南極観測船「しらせ」にて、南極・昭和基地へ輸送されます。
現在、第67次南極地域観測隊は、国内準備の一環として観測業務や設営業務で必要となる約1年分の物資を、昭和基地で過ごす66次越冬隊と連絡・調整を行いながら、調達を進めております。その膨大な量の物資を梱包し、物資を安全に輸送するためにスチコンが活用されています。
講習では、実際にスチコンの組み立て・収納についての練習を行ったほかに、梱包時や実際に作業するときの事故防止に関わる注意点などについても説明が行われました。

撮影:JARE67 鎌田隆雅 (2025年7月29日)

撮影:JARE67 鎌田隆雅 (2025年7月29日)

撮影:JARE67 鎌田隆雅 (2025年7月29日)
(JARE67 鎌田隆雅)