6月19日から23日にかけて昭和基地ではミッドウィンターフェスティバルを開催しました。暗闇が続く極夜期間の中間にあたり、越冬生活の折り返しでもあるこの時期をお祝いして気持ちを盛り上げよう、という毎年恒例の催しです。このイベントは昭和基地だけでなく、南極にある世界各国の基地でも同時期に行われています。冬至(日本では夏至)の時期において、様々なイベントを行うと共に、各基地でグリーティングカードを作成、交換してお互いに極夜の越冬生活をお祝いします。
南極のこの極夜の日々を、世界中の観測隊員が同じように過ごし、南極という国境がない場所で励ましあうことが平和的でとても良い節目の行事だと思いました。国内からも多数のお祝いメッセージをいただき、多くの方に応援していただいていることを感じました。

撮影:JARE66 中田康貴(2025年6月19日)

撮影:JARE66 浜路雅美(2025年6月19日)

撮影:JARE66 浜路雅美(2025年6月19日)

撮影:JARE66 野島孝之(2025年6月19日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年6月20日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年6月20日)

撮影:JARE66 浅井咲樹(2025年6月20日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年6月20日)
昭和基地では屋外でのスポーツイベントや謎解きスタンプラリー、屋内での音楽やマジック、判別ゲームや屋台を皆で作り、皆で楽しみました。開会式、閉会式では自作の映画を上映し、大好評の内に終了しました。昼食はそれぞれチームごとに試行錯誤しながらランチを用意し、そして恒例となっている調理隊員が腕によりを振るった素晴らしいディナーが提供されました。楽しく、賑やかで思い出に残るお祭りになったと思います。
第66次南極地域観測隊越冬隊も日本を出発して約7カ月、丁度折り返しくらいと考えております。引き続き全隊員が協力して、任務を遂行していきたいと思います。

撮影:JARE66 浜路雅美(2025年6月21日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年6月21日)

撮影:JARE66 中田康貴(2025年6月21日)

撮影:JARE66米村幸司(2025年6月22日)

撮影:JARE66 浅井咲樹(2025年6月23日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年6月21日)
(JARE66 米村幸司)