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昭和基地のネットワークを支えるアンテナドームと管理棟のドーム
昭和基地は各地にアンテナがありますが、その中でも黒いレドームという保護するドーム型の設備に覆われた建物が二つあります。今回はその内の一つ「インテルサットのレドーム」を紹介します。 昭和基地では、観測デ...
JARE66アーカイブ
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火災報知器点検とコウテイペンギン訪問
4月に入り、昭和基地の各建物にある火災報知器の点検を4名の隊員で行っていました。設置されている火災報知ベルを押したり、感知器を器具で発報させたりして、一つずつ動作確認を行いました。主要部である管理棟の...
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スノーモービル講習と雪上車の達人
3月28日、午後にスノーモービル講習を行いました。講習において野外観測支援の太田隊員、雪上車担当の大島隊員、車両全般担当の片桐隊員が講師を担当してくれました。操作方法だけでなく、雪面の関係や内部構造、...
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南極観測船「しらせ」での大気観測
南極地域観測隊では、気候モデル内で再現が難しいとされる南極域・南大洋上の雲の再現精度を高めるために、「しらせ」船上で雲を直接観測しています。また、雲ができる大気の環境や、雲を作る大気の供給の過程につい...
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トッテン氷河沖の集中観測終了
3月24日、トッテン氷河沖での海洋集中観測が終了しました。3月6日から24日にかけて、トッテン氷河の沖合15地点ほどで海水温や塩分、栄養塩、鉄、およびプランクトンなどを調べる観測装置の投入や海氷採取を...
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船舶波浪チーム、トッテン氷河沖での観測
トッテン氷河では、海にせり出した棚氷の底面が、沖合からの比較的暖かい海水により融解していると考えられています。その融解水の行方などを調べるために66次隊の船舶波浪チームはGPSが搭載された漂流型波浪ブ...
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トッテン氷河沖での鉄の観測
第66・67次南極地域観測隊におけるトッテン氷河沖での集中観測では、観測船「しらせ」にて初となる「クリーン採水」という観測を行い、鉄と生物の関わりを探ります。鉄は私たちの体になくてはならないのと同じよ...
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MONACAトッテン氷河沖での完全自律走行、達成!
先月(2月8日)、リュツォ・ホルム湾での完全自律走行を遂げたMONACA(Mobility Oriented Nadir AntarctiC Adventurer)の運用が、トッテン氷河沖でも行われま...
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休日の過ごし方(食を楽しむ)
昭和基地ではここ最近週末の休日になると天気が悪く、ふぶきなどで外出できない日が多いです。休日室内で休むのは良いことかもしれないませんが、外に出られないのは少々寂しいところです。隊員達は気分転換に普段業...
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漂流系観測 投入と回収
3月12日、海氷下の生態系を観測するための漂流系観測システム(以下、漂流系)を投入しました。 海氷の縁では氷が融ける春から夏に植物プランクトンが大増殖します。この大増殖のしくみや、プランクトン増殖後の...
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南極観測船「しらせ」からライブ中継を実施
3月15日、観測船「しらせ」の船上から極地研公式インスタグラムを通じ、ライブ中継を行いました。 第66次南極地域観測隊は、観測隊史上初めて、一度の航海で南極を2往復する2レグ制を導入し、現在、トッテン...
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土壌サンプリング調査
3月12日、14日に医療部門の荒木隊員が行う土壌サンプル調査に気象櫻本隊員と共に同行しました。昭和基地を含む東オングル島全域を対象として、土壌・生物の糞便を検体として採取し破傷風菌の有無を調査すること...
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磁気変化を確認する環境監視とペンギン観察
3月7日、宙空部門の浜路隊員、後藤隊員が行う環境監視観測に同行しました。建設作業などによる昭和基地周辺の環境変化が地球磁場の精密測定に及ぼす影響を確認するために、基地周辺に設置した9点の測量鋲の上の全...
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トッテン氷河沖での集中観測が始まりました!
3月6日、南極観測船「しらせ」が南緯64度を通過し、いよいよトッテン氷河沖での観測が始まりました。 「しらせ」の航跡マップ 2025年3月6日13時5分55秒(現地時間)時点の位置(×印) ※「しらせ...
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レグ2往路における観測が始まりました
2月26日に南極観測船「しらせ」がフリーマントルからトッテン氷河へ向けて出航し、翌27日にオーストラリアのEEZ(排他的経済水域)を出ました。現在、「しらせ」の航路上で海洋表層観測が毎日、朝、昼、晩と...
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南極のブリザードとオーロラ
3月1日、早朝に第66次南極地域観測隊越冬隊は初めてのブリザード(吹雪)に見舞われました。前月末もかなり強い風が継続して発生していましたが、視程や継続時間から今回の状況がブリザードとして認定されました...