JARE66アーカイブ

昭和基地のこどもの日

昭和基地のこどもの日

5月5日こどもの日、昭和基地の19広場にはこいのぼりが揚げられ、食堂には兜が飾られました。またお昼過ぎには柏餅と抹茶が提供され美味しくいただきました。夜からは天候が荒れる予報でしたので、残念ながらこい...

水中ドローンによる観測

水中ドローンによる観測

5月2日、水中ドローンによる観測のため「西の浦」という海氷上に行きました。「海氷下における魚類の行動・生態の解明」として研究観測を行う黒田隊員と浅井隊員が主導し、他の隊員が作業支援を行いました。 海氷...

3つのヘリポート

3つのヘリポート

今回は昭和基地には3つのヘリポートを紹介したいと思います。A、B、Cという名称がつけられており、現在の使用用途や状況も違っています。昭和基地に人や物資が到着する手段としてヘリコプターでの輸送が今のとこ...

遥か高くにできる雲

遥か高くにできる雲

2月12日未明、昭和基地南東の空に、極中間圏雲 (PMC:Polar Mesospheric Cloud)らしき雲が現れました。 幻想的な雲 撮影:JARE66 名本彩乃(2025年2月12日) 一般...

レグ2夏隊、帰路へ

レグ2夏隊、帰路へ

4月5日17時30分頃(日本時間18時30分)、南極地域観測隊の66次夏隊レグ2の38名が、フリーマントル港に停泊中の南極観測船「しらせ」から下船しました。当日の朝8時過ぎには退艦セレモニー「帽振れ」...

フリーマントル入港

フリーマントル入港

4月3日10時29分頃(日本時間11時29分)、観測船「しらせ」がオーストラリアの寄港地フリーマントルに到着しました。66次レグ2夏隊にとっては2月下旬にフリーマントルを出港して以来となります。 「し...

火災報知器点検とコウテイペンギン訪問

火災報知器点検とコウテイペンギン訪問

4月に入り、昭和基地の各建物にある火災報知器の点検を4名の隊員で行っていました。設置されている火災報知ベルを押したり、感知器を器具で発報させたりして、一つずつ動作確認を行いました。主要部である管理棟の...

スノーモービル講習と雪上車の達人

スノーモービル講習と雪上車の達人

3月28日、午後にスノーモービル講習を行いました。講習において野外観測支援の太田隊員、雪上車担当の大島隊員、車両全般担当の片桐隊員が講師を担当してくれました。操作方法だけでなく、雪面の関係や内部構造、...

南極観測船「しらせ」での大気観測

南極観測船「しらせ」での大気観測

南極地域観測隊では、気候モデル内で再現が難しいとされる南極域・南大洋上の雲の再現精度を高めるために、「しらせ」船上で雲を直接観測しています。また、雲ができる大気の環境や、雲を作る大気の供給の過程につい...

トッテン氷河沖の集中観測終了

トッテン氷河沖の集中観測終了

3月24日、トッテン氷河沖での海洋集中観測が終了しました。3月6日から24日にかけて、トッテン氷河の沖合15地点ほどで海水温や塩分、栄養塩、鉄、およびプランクトンなどを調べる観測装置の投入や海氷採取を...

船舶波浪チーム、トッテン氷河沖での観測

船舶波浪チーム、トッテン氷河沖での観測

トッテン氷河では、海にせり出した棚氷の底面が、沖合からの比較的暖かい海水により融解していると考えられています。その融解水の行方などを調べるために66次隊の船舶波浪チームはGPSが搭載された漂流型波浪ブ...

トッテン氷河沖での鉄の観測

トッテン氷河沖での鉄の観測

第66・67次南極地域観測隊におけるトッテン氷河沖での集中観測では、観測船「しらせ」にて初となる「クリーン採水」という観測を行い、鉄と生物の関わりを探ります。鉄は私たちの体になくてはならないのと同じよ...

係留系 設置完了

係留系 設置完了

3月8日、10日、20日に、トッテン氷河沖に係留系観測システムを設置しました。係留系観測で使用する一式の装置を「係留系」と呼びます。フロート(浮き)や計測器が長い紐でつながっており、片方の端には錘(お...

休日の過ごし方(食を楽しむ)

休日の過ごし方(食を楽しむ)

昭和基地ではここ最近週末の休日になると天気が悪く、ふぶきなどで外出できない日が多いです。休日室内で休むのは良いことかもしれないませんが、外に出られないのは少々寂しいところです。隊員達は気分転換に普段業...

漂流系観測 投入と回収

漂流系観測 投入と回収

3月12日、海氷下の生態系を観測するための漂流系観測システム(以下、漂流系)を投入しました。 海氷の縁では氷が融ける春から夏に植物プランクトンが大増殖します。この大増殖のしくみや、プランクトン増殖後の...

南極観測船「しらせ」からライブ中継を実施

南極観測船「しらせ」からライブ中継を実施

3月15日、観測船「しらせ」の船上から極地研公式インスタグラムを通じ、ライブ中継を行いました。 第66次南極地域観測隊は、観測隊史上初めて、一度の航海で南極を2往復する2レグ制を導入し、現在、トッテン...

土壌サンプリング調査

土壌サンプリング調査

3月12日、14日に医療部門の荒木隊員が行う土壌サンプル調査に気象櫻本隊員と共に同行しました。昭和基地を含む東オングル島全域を対象として、土壌・生物の糞便を検体として採取し破傷風菌の有無を調査すること...

磁気変化を確認する環境監視とペンギン観察

磁気変化を確認する環境監視とペンギン観察

3月7日、宙空部門の浜路隊員、後藤隊員が行う環境監視観測に同行しました。建設作業などによる昭和基地周辺の環境変化が地球磁場の精密測定に及ぼす影響を確認するために、基地周辺に設置した9点の測量鋲の上の全...