9月9日から11日にかけて各建物にある火災報知器の点検を秋山隊員、東海林隊員、浜路隊員、小川隊員、田村隊員が行っていました。この点検は半年ごとに行うことになっており、前回は4月に実施しました。
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火災報知器点検とコウテイペンギン訪問
設置されている火災報知ベルを押したり、温度の感知器、ガスの感知器を器具で順番に発報させたりして、動作確認を行いました。今回も昭和基地の各建屋、そして居室など各部屋を一つ一つ点検していきました。テストとは言え警報がなることで皆驚きますが、咄嗟の時に自分達で対応しなくてはいけない環境なので、点検で確実に動作することが分かれば安心です。その上で火事にならないよう個人でも日頃から気を付ける意識を持ち続けたいと思いました。点検期間はとてもよく晴れていて外も清々しい青空が広がっていました。ただ晴れると気温はどんどん下がるので、各建屋の中でもとても冷え切った中での作業を行っていました。

撮影:JARE66 米村幸司(2025年9月10日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年9月10日)

撮影:JARE66 小川萌(2025年9月9日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年9月10日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年9月10日)

撮影:JARE66 浜路雅美(2025年9月9日)

撮影:JARE66 秋山淳二(2025年9月9日)

撮影:JARE66 浜路雅美(2025年9月10日)
9月9日、作業前の屋外はよく晴れた天気となっていました。気象隊員から「幻日が見られる」と連絡が入って外に出てみると、太陽の周りに大きな光の輪が作られていました。大気中の氷晶が光を屈折させることによって生じる大気光学現象のようです。さらに太陽の強い光の中で大気中の水蒸気が凍ってキラキラ光るダイヤモンドダストも目視ではっきりと見ることができました。厳しい寒さですが、自然現象を楽しみながら、引き続き基地の維持管理作業を行っていきたいと思います。
幻日とともにキラキラと輝くダイヤモンドダスト
撮影:JARE66 中田康貴(2025年9月9日)
(JARE66 米村幸司)