JARE64アーカイブ

計画停電

計画停電

1月27日に63次隊と64次隊合同で計画停電を実施しました。万が一停電が起きると生活に支障が出るのは日本でも同じですが、気温が低い昭和基地で停電が起きて暖房などが止まってしまうと命に関わりかねません。...

一斉清掃

一斉清掃

1月21日に一斉清掃を行いました。 昭和基地では日常的に生活ごみを適切に分別し国内へ持ち帰るための集積を行っていますが、島内には道路補強の部材や建築資材等のプラスチック片が劣化して飛ばされてしまったり...

南極海に突入!

南極海に突入!

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸は極前線を超えて南下を続け、いよいよ南極海の観測に入りました。 南緯60度、東経110度の観測点KC5(1月23日)では、波がほとんどなく南極海とは思えない穏やかな...

しらせ離岸

しらせ離岸

2023年1月24日(火)8時31分(日本時間14時31分)、南極観測船「しらせ」はリュツォ・ホルム湾内での海洋観測のため昭和基地沖から離岸しました。昨年12月24日に接岸して以来、約1か月昭和基地沖...

レントゲン撮影装置更新

レントゲン撮影装置更新

昭和基地の医務室には、外科的手術が可能な設備のほか各種の検査装置があり、これらは2名の医療隊員によって運用されます。現在は、レントゲン撮影装置の更新が行われているところです。医療の三上隊員は、「装置が...

潮汐観測(基本観測・定常観測部門)

潮汐観測(基本観測・定常観測部門)

潮汐観測は、海の深さや山の高さの決定並びに津波等の海洋現象研究の基礎資料として重要な観測です。1月20日から21日にかけては副標観測といって、西の浦験潮所近傍の海中に副標と呼ばれる大きな物差しを設置し...

ラングホブデ雪鳥沢での観測

ラングホブデ雪鳥沢での観測

1月20日~22日、昭和基地周辺の露岩域※のうち、ラングホブデ雪鳥沢で陸上生態系変動モニタリング観測を行いました。(※昭和基地周辺の露岩域についてはこちらの記事もご覧ください) ラングホブデ雪鳥沢は、...

別動隊 観測開始!

別動隊 観測開始!

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸はオーストラリアのフリーマントル港を出港したのち、1日1回の観測を実施しながら順調に南進しています。出航後は荒天が続いていましたが、観測が始まってからは天候に恵まれ...

パッダでの測地観測

パッダでの測地観測

南極地域の測地情報及び地形情報は、隊員の安全な野外活動を支える基盤情報であるとともに地球規模地殻変動の解明に必要不可欠です。そのため測地観測は第1次南極地域観測隊(1956年派遣)以来継続して行われて...

昭和基地周辺の露岩域紹介

昭和基地周辺の露岩域紹介

今回は、観測隊が活動する昭和基地周辺のいくつかの露岩域をご紹介します。 紹介する4か所の露岩域と昭和基地の位置関係を示した図(作成:極地研広報室、写真撮影:JARE64 山口真一) ■ラングホブデ(ノ...

昭和基地での物資持込み輸送完了

昭和基地での物資持込み輸送完了

昭和基地では年間を通じて観測隊が観測・設営活動を行っていますが、それを支える燃料や物資の輸送は、年1回の「しらせ」接岸時に限られています。輸送する物資は、観測・設営、食糧、燃料など多岐に渡り、中には昭...

別動隊 フリーマントル出港

別動隊 フリーマントル出港

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸は隊員7名、同行者3名が乗船し、1月17日にオーストラリアのフリーマントル港から出港しました。 フリーマントル出港 撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年1月17...

南極観測用ペネトレータの開発

南極観測用ペネトレータの開発

自然現象を観測するためには、観測場所を決定し、そこに観測機器を設置し、データ収集を行うことが必要です。しかし、南極の氷河や他の惑星など、人が実際に現場に行って観測機器を設置するには困難な場所が多く存在...

自動気象観測装置の点検

自動気象観測装置の点検

昭和基地から約20kmの距離にある南極大陸上のS17航空機観測拠点では、自動気象観測を行っており、昭和基地の気象観測とともに観測隊の野外行動に役立てられています。 1月16日には、S17航空機観測拠点...

燃料橇の掘り起こし

燃料橇の掘り起こし

昭和基地から直線で19kmほど離れた南極大陸氷床上に、S16と呼んでいるポイントがあります。ここは南極の内陸へ移動する際の出発拠点であり、大型雪上車や燃料を搭載した橇などが保管されています。風が強い地...

浅層アイスコア掘削

浅層アイスコア掘削

南極は宇宙に開かれた窓と呼ばれており、宇宙空間を飛び交っている「宇宙線」が大量に降り注ぐ場所です。そして、その宇宙線量は太陽活動と関係しています。64次隊の浅層掘削チームは、観測データがない時代の太陽...

電離層観測(定常観測)

電離層観測(定常観測)

南極では様々な種類の観測が行われています。基本観測は、国際的または社会的要請の高い科学観測データを、確立した観測手法により継続的に取得・公開することを目的とする観測であり、国の責務として実施する「定常...

昭和基地周辺の海底地形・生物調査

昭和基地周辺の海底地形・生物調査

64次隊の地形チームでは、過去におきた南極氷床の融解メカニズムの解明を目的として、海底の地形・生物調査を実施しています。その一環として、今回は昭和基地の目の前、北の浦で「お魚チーム」が開けた海氷の穴を...