1月27日に63次隊と64次隊合同で計画停電を実施しました。万が一停電が起きると生活に支障が出るのは日本でも同じですが、気温が低い昭和基地で停電が起きて暖房などが止まってしまうと命に関わりかねません。
今回の訓練では、停電事故が発生した際に円滑な復旧作業を行って復電が出来るよう、発動発電機の運転や送電手順、観測機器の復電手順を確認しました。
64次隊の越冬隊で発電機を担当する佐東隊員は「無事に終わってホッとしています。今回は訓練でしたが、本番が訪れることが無いように日頃の発電機をはじめとした機器の点検をしっかり行っていきたいです」と話してくれました。
(JARE64 山口真一)