ドームふじ観測拠点IIの掘削場建設作業終了!

JARE63・64合同チームによるドームふじチームは、2022年12月8日に深層アイスコア掘削点が決定して以来、ドームふじ観測拠点IIにて深層掘削場の建設を進めてきました。トレンチの掘削、床板の敷設、屋根や出入口の設置、掘削機器の設置等を行い、1月14日にJARE64での建設作業を終了しました。掘削場の建設や深層掘削の準備は、JARE65において継続して行う予定です。ドームふじチームは1月17日にドームふじを出発し、内陸観測の出発地点であるS16を目指して帰路に着きます。

バックホーでトレンチを掘り進める隊員たち
撮影:JARE63 菊池健生(2022年12月19日)
トレンチの側面は手作業で丁寧に仕上げる
撮影:JARE63 菊池健生(2022年12月19日)
建設中の掘削場の高屋根。中央部の3フレーム(黒色の部分)に新素材の炭素繊維強化プラスチック(CFPR)を導入した
撮影:JARE63 菊池健生(2023年1月3日)
ドームふじ観測拠点IIの掘削場で始まった屋根の架設作業。完成したばかりの床面に影が伸びる
撮影:JARE63 菊池健生(2023年1月3日)
ドームふじ観測拠点IIの上空で確認された「ハロー」とみられる大気光学現象
撮影:JARE63 菊池健生(2023年1月4日)
今季の建設作業が終わったドームふじ観測拠点II。氷雪を掘り込み、黄色い屋根をかけた掘削場などの整備を進めた
撮影:JARE63 菊池健生(2023年1月13日)
ドームふじ観測拠点II看板前で
撮影:JARE63 菊池健生(2023年1月16日)
ドームふじ観測拠点IIの掘削場内で
撮影:JARE63 菊池健生(2023年1月16日)

(JARE64 津滝俊)