昭和基地から約20kmの距離にある南極大陸上のS17航空機観測拠点では、自動気象観測を行っており、昭和基地の気象観測とともに観測隊の野外行動に役立てられています。
1月16日には、S17航空機観測拠点の建物に設置している気温・湿度や風、気圧を測定する自動気象観測装置の点検が行われ、基準器との比較観測や年に1度の測器の交換作業が実施されました。この業務に携わった気象担当の大山隊員は「低温と強風で手がかじかむ中での大変な作業でしたが、無事に作業を終えられて安心しました。これから1年間無事に観測データを送ってくれることを願います。」と話していました。
(JARE64 山口真一)