燃料橇の掘り起こし

昭和基地から直線で19kmほど離れた南極大陸氷床上に、S16と呼んでいるポイントがあります。ここは南極の内陸へ移動する際の出発拠点であり、大型雪上車や燃料を搭載した橇などが保管されています。風が強い地点であり、通常の降雪に加え、地面の雪の巻き上げもあるので、橇には雪が多く積もってしまいます。使用するためには雪を掘り起こさなければなりません。

強い風が地面の雪を巻き上げます
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月16日)
橇を掘り起こすのは一苦労です
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月16日)

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