64次隊の地形チームでは、過去におきた南極氷床の融解メカニズムの解明を目的として、海底の地形・生物調査を実施しています。その一環として、今回は昭和基地の目の前、北の浦で「お魚チーム」が開けた海氷の穴を利用して、水中ロボット(ROV)を氷下に投入しました。同時に撮影した海底の画像には珍しい生物が多数記録されましたので、本ブログで紹介します。
柴田大輔隊員のコメント:
「ROVを使って、海氷下の環境や海底の生物を実際に観察することができました。また、自作の水中滑走式の底引き網(ドレッジ)でヒトデをはじめとする様々な生物種を採集することにも成功しました。」
2023年1月6日撮影
(JARE64 菅沼悠介)