潮汐観測(基本観測・定常観測部門)

潮汐観測は、海の深さや山の高さの決定並びに津波等の海洋現象研究の基礎資料として重要な観測です。1月20日から21日にかけては副標観測といって、西の浦験潮所近傍の海中に副標と呼ばれる大きな物差しを設置し、一定時間ごとに潮位を読み取り、海底に設置されている水位計で計測した潮位観測値 との比較を行う観測が行われました。担当する石川隊員は「自然現象を観測する業務なので、観測時間等は潮汐しだいなところがあり大変です」と語ってくれました。

西の浦験潮所近傍での副標観測の様子
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月21日)
海中に建てられた副標
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月21日)
10分毎に潮位の記録を取ります
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月21日)
泊まり込みで観測を行う石川隊員
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月21日)

JARE64 山口真一)