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「海鷹丸」フリーマントルを出港!
我々は1月3日に羽田空港を発ち翌4日から西オーストラリア州フリーマントルで、観測機器等の準備を進めて来ました。そして8日の現地時間10:00、南極に向けて出港しました。 海鷹丸チームの行動は「観測隊は...
我々は1月3日に羽田空港を発ち翌4日から西オーストラリア州フリーマントルで、観測機器等の準備を進めて来ました。そして8日の現地時間10:00、南極に向けて出港しました。 海鷹丸チームの行動は「観測隊は...
日本の南極観測では輸送が肝と言われます。物資輸送のほぼすべてを「しらせ」に頼っており、年に一回しか輸送のタイミングがないためです。毎年の輸送を確実に行うことは、将来の観測や昭和基地を支える、観測隊の重...
1月5日現地時間14時50分(日本時間20時50分)、「しらせ」は昭和基地に接岸しました(*)。 *昭和基地には桟橋がないため、燃料を輸送するホースを基地から伸ばせる範囲の定着氷に「しらせ」が到着した...
昨日(1月3日)の海鷹丸チーム出発に続き、本日、セルロン生物チームの隊員2名が成田空港を出発しました。これで61次隊のすべてのメンバーが国内を出発となりました。 出発前のセルロン生物チームの林昌平隊員...
61次隊のうち、別動隊である海鷹丸チームの、隊員5名、同行者7名が、本日(1月3日)予定通り羽田空港を出発しました。 羽田空港のロビーにて隊員らと見送りに来た関係者で集合写真 撮影:極地研 広報室 2...
明けましておめでとうございます。昨年は多くの方にブログをご覧いただきありがとうございました。SNSでいただいたコメントが大きな励みになっています。今年も61次隊をどうぞよろしくお願いいたします。 私た...
今日(12月30日)昭和基地入りしたのは、「しらせ」に乗っている61次隊67名のうち36名で、60次隊による海氷安全講習の受講や、打合せなどを終えた後、全員が夕方までにヘリコプターでしらせに戻りました...
61次隊には教員南極派遣プログラムへの参加で、茨城県立守谷高等学校の北澤佑子(きたざわ ゆうこ)先生が同行しています。 12月7日、氷山初視認時の記念写真 提供:JARE61北澤 佑子 北澤先生は理科...
トッテン氷河沖の集中観測(往路分)は12月21日で終了し、「しらせ」はトッテン氷河沖の氷海を離脱して、昭和基地へ向かうため西へ進んでいました。(観測隊はいまどこ?) 西航のあいだは、「糧食配布」をした...
地質チームの5名は11月下旬にプリンセス・エリザベス基地(ベルギー)を出発し、セール・ロンダーネ山地中央部でキャンプ生活をしながら調査をおこなっていましたが、1ヶ月のキャンプ生活を終え、12月26日に...
12月25日、プリンセス・エリザベス基地(ベルギー)ではクリスマス休暇が設けられ、アラン隊長が近くのウートスタイネンという山へ案内してくれました。 登山中の様子。左はアラン隊長、右は蓜島隊員 撮影:J...
トッテン氷河沖で、海底の泥を採取する「採泥観測」が行われています。2代目「しらせ」でのコアリングによる本格的な採泥は初めて、さらに、トッテン氷河沖での採泥は世界初です。 採泥観測は、海底の堆積物(泥)...
12月15日と17日に、トッテン氷河沖に係留観測の測器を設置しました。係留観測とは、一定の期間、海の特定の場所に測器を設置し、海水温や塩分の経時変化を調べる観測手法です。 観測甲板に並べられた係留系 ...
61次隊はトッテン氷河沖集中観測の真っただ中です。なぜわざわざトッテン氷河沖まで行って観測をするのか、という肝心なところをまだお伝えしてませんでした。ちょっと堅い内容ですが、Q&A方式でお伝えします。...
トッテン氷河沖での観測はまだまだ続いています。観測風景をダイジェストでお届けします! 写っている金属の筒は「大口径グラビティコアラ―」。海底の泥を採取する装置です。今後のトッテン氷河沖の海底掘削に向け...
早朝から「しらせ」は南へ進み、13時頃トッテン氷河沖の定着氷縁に到着。ここで1日停泊します。 停泊ポイントへの到着後すぐに、ROV(Remotely Operated Vehicle)の海氷下航行を行...
61次隊の観測の目玉、トッテン氷河沖での集中観測が始まりました!隊員らが「トッテン祭り」と呼ぶこの集中観測、往路、復路でそれぞれ2週間、3週間が予定されています。 今日(11日)は「しらせ」搭載のヘリ...
東経110度上を真南に進んでいた「しらせ」ですが、昨日、5地点目の海洋生態系モニタリング観測が終了した後は、南東に方向を変えて進んでいます。観測隊はいまどこ? 今日未明、氷海に進入。起床時間には、しら...