南極観測用ペネトレータの開発

南極観測用ペネトレータの開発

自然現象を観測するためには、観測場所を決定し、そこに観測機器を設置し、データ収集を行うことが必要です。しかし、南極の氷河や他の惑星など、人が実際に現場に行って観測機器を設置するには困難な場所が多く存在...

別動隊 フリーマントル出港

別動隊 フリーマントル出港

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸は隊員7名、同行者3名が乗船し、1月17日にオーストラリアのフリーマントル港から出港しました。 フリーマントル出港 撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年1月17...

自動気象観測装置の点検

自動気象観測装置の点検

昭和基地から約20kmの距離にある南極大陸上のS17航空機観測拠点では、自動気象観測を行っており、昭和基地の気象観測とともに観測隊の野外行動に役立てられています。 1月16日には、S17航空機観測拠点...

燃料橇の掘り起こし

燃料橇の掘り起こし

昭和基地から直線で19kmほど離れた南極大陸氷床上に、S16と呼んでいるポイントがあります。ここは南極の内陸へ移動する際の出発拠点であり、大型雪上車や燃料を搭載した橇などが保管されています。風が強い地...

浅層アイスコア掘削

浅層アイスコア掘削

南極は宇宙に開かれた窓と呼ばれており、宇宙空間を飛び交っている「宇宙線」が大量に降り注ぐ場所です。そして、その宇宙線量は太陽活動と関係しています。64次隊の浅層掘削チームは、観測データがない時代の太陽...

電離層観測(定常観測)

電離層観測(定常観測)

南極では様々な種類の観測が行われています。基本観測は、国際的または社会的要請の高い科学観測データを、確立した観測手法により継続的に取得・公開することを目的とする観測であり、国の責務として実施する「定常...

昭和基地周辺の海底地形・生物調査

昭和基地周辺の海底地形・生物調査

64次隊の地形チームでは、過去におきた南極氷床の融解メカニズムの解明を目的として、海底の地形・生物調査を実施しています。その一環として、今回は昭和基地の目の前、北の浦で「お魚チーム」が開けた海氷の穴を...

雲の直接観測

雲の直接観測

身近な存在である雲は、気候変化を調べる上でとても重要な研究対象です。雲によってもたらされる降雪は、南極域における氷床や海氷の成長を左右する一方で、雲によって増減する太陽や大気からの放射熱は雪氷面の融解...

西部地区道路付け替え工事

西部地区道路付け替え工事

64次隊の設営部門では、昭和基地更新計画に伴い道路の付け替え工事を行っています。昭和基地での工事は雪が少ない夏期間にしか行えないため、できる限り短期間で終わらせられるよう多くの人で協力して行います。ま...

地形チーム ルンドボーグスヘッタでのサンプル採取

地形チーム ルンドボーグスヘッタでのサンプル採取

64次隊の地形チームでは、湖底・海底地形調査と掘削による堆積物の採取、陸上での氷河地形調査と岩石試料採取を実施しています。採取した地層サンプルから、湖や海の環境変化に敏感な微化石・化学成分の分析や、最...

海氷下のお魚を探る

海氷下のお魚を探る

64次隊には、冷たく暗い南極の海氷の下で生息している魚類の行動と生態を明らかにしようと観測を行っているチームがいます。通称「お魚チーム」です。昭和基地周辺の海は、1年中海氷に覆われています。海水温の変...

南極から新年のご挨拶

南極から新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。64次夏隊広報の山口、越冬隊広報の白野です。いつも観測隊ブログをご覧いただき、ありがとうございます。2023年も引き続き、私たちが南極からレポートしてまいります。 昨年...

⼤型⼤気レーダーPANSY

⼤型⼤気レーダーPANSY

64次隊の重点研究観測の一つに「⼤型⼤気レーダーを中⼼とした観測展開から探る⼤気⼤循環変動」というプロジェクトがあります。地球大気全域の気候の将来予測のためには、大気大循環と呼ばれる地球規模の大気の流...

氷上輸送実施中

氷上輸送実施中

現在、「しらせ」搭載ヘリコプターでの優先空輸に続けて、氷上輸送を実施しています。日本から昭和基地に持ち込む物資、持ち帰る物資のうち、ヘリで運ぶことができない大型の重機や車両、12フィートコンテナなどは...

浅層掘削完了!

浅層掘削完了!

JARE63・64合同によるドームふじチームは、ドームふじ観測拠点IIにおいて深さ125メートルに及ぶ雪氷コアの掘削を完了しました。この掘削は、深層アイスコア掘削に向けた練習を目的として、現在建設を進...

64次夏期間の始まり

64次夏期間の始まり

昭和基地に到着した64次隊は、夏期間の観測・設営活動をスタートするべく63次隊と協力し、物資・燃料輸送作業や生活の基盤づくりを進めています。白夜を迎えた南極では、夜中でも陽が沈みません。太陽の光に照ら...

内陸居住モジュール完成!

内陸居住モジュール完成!

ドームふじ観測拠点IIでは、観測隊員の生活の拠点となる内陸居住モジュールが完成しました。外壁は太陽光発電パネルに囲まれ、漆黒で重厚な外見です。一方、屋内は白木のインテリアで統一され、暖かみを感じる空間...

しらせ接岸

しらせ接岸

12月24日、第64次南極地域観測行動中の観測船「しらせ」が、昭和基地沖約260mの定着氷に到達し、そこに接岸しました。今後、燃料や食糧など観測隊の一年間の越冬観測を支える物資が昭和基地へ輸送されます...

64次隊、昭和基地に到着

64次隊、昭和基地に到着

現地時間12月22日8時11分(日本時間14時11分)、昭和基地の約5マイル(約9km)先に停泊している「しらせ」から64次隊を載せたヘリコプターの第一便が出発し、同8時30分(日本時間14時30分)...

定着氷域進入!

定着氷域進入!

64次隊を乗せた「しらせ」は、12月19日正午すぎ(昭和基地時間、日本時間19日16時すぎ)リュツォ・ホルム湾の定着氷域に進入しました。昭和基地まであと約45kmのところまで来ています。 定着氷域進入...