別動隊 最も南の観測点での調査終了

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸は南極海を順調に南下し、1月27日に氷縁目前の観測点KC6に到着しました。強風でしばらくの待機となりましたが、氷山に囲まれた最も南の観測点での調査を無事に終えることができました。

氷山に囲まれた最南の観測点KC6(南緯65度、東経110度)でのCTD観測。白夜で夜中の2時でも薄明るい
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年1月27日)


その後、氷縁で海氷サンプリングを実施しました。フレームに大きな網を取り付けたもので漂流している海氷をクレーンですくいあげます。海氷はその場で様々な研究用途に合わせて分割し、現場での実験や持ち帰っての分析に使用します。

海氷サンプリングを実施した氷縁
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年1月27日)
海氷サンプリング風景
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年1月27日)
海氷サンプリング風景
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年1月27日)

(JARE64 高橋邦夫)