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3地点を掘削して氷河底面の全貌を解明
★前回の記事はこちら★ ラングホブデ氷河での野外観測も大詰め。550メートルを掘削した第1掘削地点から下流側に移動して、より海に近い地域でさらに2回の掘削を行いました。狙ったのは、氷河が海に浮いて棚氷...
昭和基地アーカイブ
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昭和基地にてトンガの津波を観測
1月14日、西の浦験潮所に新たな水位計を設置しました。 今回の水位計で観測されるデータは海図作成にはもちろん津波等の海洋現象研究資料としても活用されている重要な観測です。水位計設置作業は、ゴムボートに...
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地質隊、ちぢれ岩の踏査を完遂
★前回の記事はこちら★ ちぢれ岩は昭和基地から東へ100マイルに位置し、これまでヘリコプターの着陸実績が無く、調査記録や三角点すら存在しない小露岩です。1月13日正午過ぎ、地質隊3名を乗せたヘリCH-...
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1号発電機エンジンのオーバーホール作業
63次隊の夏作業として2021年12月26日から2022年1月12日までの間、1号発電機エンジンのオーバーホールが行われました。昭和基地では300kVAディーゼル発電設備2基が電力の要となっており、1...
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スーパープレッシャー気球、昭和基地から打ち上げ
63次隊では、夏期間に3回、スーパープレッシャー気球(SPB)による南極上空の大気観測が予定されています。 この気球には気象観測装置が搭載されており、南極大陸や周囲の南極海上空の高度19km付近を飛揚...
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氷河の底まで550メートルを熱水掘削
★前回の記事はこちら★ 12月21~22日にヘリコプターを使って、ラングホブデ氷河への物資を輸送。氷河の上に観測機材が揃いました。キャンプを設営して、本格的な観測活動がスタートします。熱水を使った氷河...
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いよいよラングホブデ氷河へ
12月16日、ヘリコプターでしらせを発って氷河脇のキャンプへ。ラングホブデ氷河での野外観測が始まります。わたしたちの観測は53、59次隊に次いで3回目。63次隊では、これまでよりも上流側で氷を掘削して...
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しらせ、昭和基地沖に接岸
12月19日、第63次南極地域観測行動中の南極観測船「しらせ」が、昭和基地沖合約350mの定着氷に到達し、そこに接岸しました。今後、燃料や食料など観測隊の一年間の越冬観測を支える物資が昭和基地へ輸送さ...