昭和基地アーカイブ

3地点を掘削して氷河底面の全貌を解明

3地点を掘削して氷河底面の全貌を解明

★前回の記事はこちら★ ラングホブデ氷河での野外観測も大詰め。550メートルを掘削した第1掘削地点から下流側に移動して、より海に近い地域でさらに2回の掘削を行いました。狙ったのは、氷河が海に浮いて棚氷...

しらせ離岸

しらせ離岸

2022年1月23日(日)9時10分(日本時間15時10分)、南極観測船しらせは昨年12月19日以降およそ一か月間停泊中だった昭和基地沖から離岸しました。今後、しらせでは乗船中の海洋観測担当隊員を中心...

昭和基地にてトンガの津波を観測

昭和基地にてトンガの津波を観測

1月14日、西の浦験潮所に新たな水位計を設置しました。 今回の水位計で観測されるデータは海図作成にはもちろん津波等の海洋現象研究資料としても活用されている重要な観測です。水位計設置作業は、ゴムボートに...

地質隊、ちぢれ岩の踏査を完遂

地質隊、ちぢれ岩の踏査を完遂

★前回の記事はこちら★ ちぢれ岩は昭和基地から東へ100マイルに位置し、これまでヘリコプターの着陸実績が無く、調査記録や三角点すら存在しない小露岩です。1月13日正午過ぎ、地質隊3名を乗せたヘリCH-...

持ち込み輸送完了!

持ち込み輸送完了!

1月13日、一般空輸が終了しました。これで、南極観測船「しらせ」で日本から運ばれた越冬に必要な物資の全てが昭和基地へと運ばれたことになり、輸送作業は持ち帰り物資の空輸を残すのみとなりました。 輸送量は...

氷河の底まで550メートルを熱水掘削

氷河の底まで550メートルを熱水掘削

★前回の記事はこちら★ 12月21~22日にヘリコプターを使って、ラングホブデ氷河への物資を輸送。氷河の上に観測機材が揃いました。キャンプを設営して、本格的な観測活動がスタートします。熱水を使った氷河...

地質調査第一弾

地質調査第一弾

昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾周辺は、約6〜5億年前に存在した超大陸ゴンドワナの形成・分裂の記録を残した変成岩・火成岩が分布していて、リュツォ・ホルム岩体という名前が付いています。太古の岩石を調べる...

いよいよラングホブデ氷河へ

いよいよラングホブデ氷河へ

12月16日、ヘリコプターでしらせを発って氷河脇のキャンプへ。ラングホブデ氷河での野外観測が始まります。わたしたちの観測は53、59次隊に次いで3回目。63次隊では、これまでよりも上流側で氷を掘削して...

しらせ、昭和基地沖に接岸

しらせ、昭和基地沖に接岸

12月19日、第63次南極地域観測行動中の南極観測船「しらせ」が、昭和基地沖合約350mの定着氷に到達し、そこに接岸しました。今後、燃料や食料など観測隊の一年間の越冬観測を支える物資が昭和基地へ輸送さ...

昭和基地到着

昭和基地到着

昭和基地の現地時間2021年12月16日8時4分(日本時間14時4分)、昭和基地の約4マイル先に停泊している「しらせ」から63次隊を載せたヘリコプターの第一便が出発し、同8時9分(日本時間14時9分)...

ドーム隊出発!!

ドーム隊出発!!

11月10日、63次隊の本隊が横須賀港を出港したのと同じ日に、63次隊の先遣隊が第3期掘削に向けた内陸ドーム旅行で、昭和基地を出発しました。 1往復目の食料は昭和基地で作って持っていくため、出発前に食...