昭和基地時間の11月4日20:05に、63次隊の先遣隊が昭和基地沖の滑走路に到着しました!
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撮影:JARE62 西村祐香(2021年11月4日)
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撮影:JARE62 西村祐香(2021年11月4日)
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撮影:JARE62 戸塚慎介(2021年11月4日)
先遣隊の6名が成田空港を出発したのが10月13日。その後、南アフリカのケープタウンで2週間の隔離を経て、10月30日にノボラザレフスカヤ基地(ノボ基地)に到着しました。
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撮影:南極観測センター 大友康太朗(2021年10月13日)
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撮影:南極観測センター 橋田元(2021年10月28日)
その後、天候が悪化したこともあり、ノボ基地での待機が続いていましたが、一時的に天候が回復した合間を縫って、昭和基地へのフライトが実施されました。
当初はS17に整備した滑走路に降り、出発体制を整えてからドームふじ基地へ向かう予定でしたが、翌日以降の天気も荒天予想だったため、まずは昭和基地に移動し、準備を整えてからS16へ向かうこととなりました。
また、2週間の隔離期間を設けてはいますが、62次隊との接触を極力避けるために、先遣隊は第二夏期隊員宿舎(第二夏宿)で生活することになりました。
まずは日本からの長旅の疲れを少しでも癒し、ドームオペに向けて英気を養ってもらいたいと思います。
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撮影:JARE62 杉山玄己(2021年11月4日)
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撮影:JARE62 金城順二(2021年11月4日)
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撮影:JARE62 金城順二(2021年11月4日)
(JARE62 金城順二)
63隊の位置情報は国立極地研究所 南極観測ウェブサイト「観測隊はいまどこ?」をご覧ください。