内陸居住モジュール完成!

内陸居住モジュール完成!

ドームふじ観測拠点IIでは、観測隊員の生活の拠点となる内陸居住モジュールが完成しました。外壁は太陽光発電パネルに囲まれ、漆黒で重厚な外見です。一方、屋内は白木のインテリアで統一され、暖かみを感じる空間...

しらせ接岸

しらせ接岸

12月24日、第64次南極地域観測行動中の観測船「しらせ」が、昭和基地沖約260mの定着氷に到達し、そこに接岸しました。今後、燃料や食糧など観測隊の一年間の越冬観測を支える物資が昭和基地へ輸送されます...

64次隊、昭和基地に到着

64次隊、昭和基地に到着

現地時間12月22日8時11分(日本時間14時11分)、昭和基地の約5マイル(約9km)先に停泊している「しらせ」から64次隊を載せたヘリコプターの第一便が出発し、同8時30分(日本時間14時30分)...

定着氷域進入!

定着氷域進入!

64次隊を乗せた「しらせ」は、12月19日正午すぎ(昭和基地時間、日本時間19日16時すぎ)リュツォ・ホルム湾の定着氷域に進入しました。昭和基地まであと約45kmのところまで来ています。 定着氷域進入...

まだまだ流氷域航行中

まだまだ流氷域航行中

前回、64次隊を乗せた「しらせ」は、流氷域に進入したことをお伝えしましたが(12月15日既報)、12月18日18時(昭和基地時間、日本時間19日0時)時点で、いまだリュツォ・ホルム湾の流氷域を航行中で...

ドームふじ観測拠点IIで作業開始

ドームふじ観測拠点IIで作業開始

掘削地点が決まったドームふじ観測拠点IIでは居住スペースやアイスコア掘削場の建設が始まりました。建屋の建設に先だって、まず圧雪車によって雪面の整地が行われ、それと並行して、深層掘削期間中に観測隊員の生...

流氷域進入!

流氷域進入!

64次隊を乗せた「しらせ」は、12月15日午前にリュツォ・ホルム湾の流氷域に進入しました。リュツォ・ホルム湾は昭和基地のある東オングル島が面している海です。14日昼すぎからぽつりぽつりと流氷が現れ始め...

野外観測用の食料の分配

野外観測用の食料の分配

12月11日と12日には野外観測用の食料の分配が行われました。隊員の中には野外観測のために昭和基地から離れた場所で何日も過ごすチームもあるため、大量にある食料を野外パーティーの人数と日数に応じて分配す...

波浪と海氷を探る

波浪と海氷を探る

昭和基地へと向かう「しらせ」の航路上で、波浪と海氷、しぶきの計測や船体運動のモニタリングを行っているチームがいます。どのような気象海象条件のときに、船がどう揺れ動くか科学的なデータを収集し、最適な航路...

暴風圏の航行

暴風圏の航行

64次隊では、12月3日から7日にかけて通過した南緯40度から60度にかけての海域は、地球を周回する偏西風や海流(南極環流)の行く手をさえぎる陸地がないため、一年を通じてとても強い風や高い波が発生する...

東経110度ラインでのモニタリング観測

東経110度ラインでのモニタリング観測

「しらせ」はフリーマントル出港後、東経110度のラインをまっすぐに南下します。この航路上では、南緯40度から60度まで5度きざみで、計5点で船を止め、海洋観測を実施しています。この観測は、同じ地点で長...

ペンギンセンサス

ペンギンセンサス

昭和基地の周辺には、アデリーペンギンのルッカリー(営巣地)が多くあります。観測隊では、毎年ルッカリーを回って、ペンギンセンサス(個体数および営巣数の調査)を行っています。5次隊から続いている歴史のある...

フリーマントル出港その後

フリーマントル出港その後

12月1日にフリーマントルを出港した「しらせ」は、南大洋へ向かって航走しています。出港直後は一時的に風速が21ノット(12m/s程度)まで強まり、急な荒波の洗礼に横になる隊員もちらほら出ました。安全に...

寄港地での物資搭載

寄港地での物資搭載

11月26日から28日にかけて「しらせ」は最後の物資補給のためフリーマントルに寄港しました。「しらせ」が入港するとまもなく、運航に無くてはならない燃料の積み込みが行われました。同様に食料も必需品で、特...

氷床内陸の移動と雪尺観測

氷床内陸の移動と雪尺観測

ドームふじチームはドームふじ地域へ向けて、南極の内陸を移動しています。11月23日には沿岸から250キロメートルの位置にあるみずほ基地に到着しました。標高は2000メートルを超え、みずほ基地到着の翌朝...

フリーマントル港入港

フリーマントル港入港

第64次南極地域観測隊を乗せた「しらせ」が日本を出発して16日目。オーストラリア南西部のフリーマントルに入港しました。新型コロナウイルス感染症対策のため私たちは港から出ることはできませんが、それでも久...

自律型水中ロボット「MONACA」

自律型水中ロボット「MONACA」

「しらせ」の観測甲板を歩いていると、コンテナラボがオープンしていました。64次隊では、リュツォ・ホルム湾で自律型水中ロボット「MONACA」を航行させ、海氷下にある海底の地形や海氷の構造を下面から調べ...

南極の大魚・ライギョダマシ

南極の大魚・ライギョダマシ

南極の海にはその凍てつく海で生きるために特殊な進化を遂げた魚が生息しており、昭和基地ではそういった魚の調査のための釣りが例年行われています。中でも最大1.8mにもなる大型の魚「ライギョダマシ」は水深数...

しらせ大学・しらせアカデミー

しらせ大学・しらせアカデミー

「しらせ」は11月18日に赤道を超え、20日にロンボク海峡を通過し、現在は寄港地のオーストラリアのフリーマントルを目指して航行中です。船内では21日から23日の3日間にわたり、しらせ大学・しらせアカデ...