4月に入り、昭和基地の各建物にある火災報知器の点検を4名の隊員で行っていました。設置されている火災報知ベルを押したり、感知器を器具で発報させたりして、一つずつ動作確認を行いました。主要部である管理棟の各部屋や居室等に沢山の火災報知器が備わっており、器具を持って移動します。また主要部以外の建物にも徒歩で各地を回り、警報盤のある管理棟と無線機を使って連携しながらテストを繰り返していました。

撮影:JARE66 米村幸司(2025年4月1日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年4月1日)

撮影:JARE66 米村幸司(2025年4月3日)
4月2日、雪がちらつく中、何名かの隊員が主要部から歩いて5分程にあるアンテナ島へ点検作業に行き、小屋の中にある火災報知器の点検を行いました。そして帰り道に隊員達はコウテイペンギンが旗の近くに佇んでいる姿を見つけました。66次隊でこんなに近くで見るのは初めてであり、頑張っている隊員へのご褒美のような出会いでした。

撮影:JARE66 千葉美貴子(2025年4月2日)

撮影:JARE66 千葉美貴子(2025年4月2日)
撮影:JARE66 黒田真央(2025年4月2日)
(JARE66 米村幸司)