かまくらBar

先日紹介したMWFですが、いくつかやり残したことがありました。

その一つがかまくらBarMWFに向けて業務の合間や休日を利用して掘り進めていましたが、ブリザードにより一瞬で埋まってしまい、MWFでの利用は断念することになりました。

降り積もった雪を一部崩し、雪壁を作る。壁の一部を堀りかまくらを作成
撮影:JARE62 赤松 澪(2021年6月15日)
ブリザードにより埋没。青旗が埋まってしまった場所も
撮影:JARE62 赤松 澪(2021年6月20日)

しかし、MWF後から好天が続いたこともあり、再度掘り起こして、Barを開催することが企画されました。掘り起こしを企画したのが6月29日。ちょうど1週間後の76日が62次隊でのBarの営業日+翌日が休日日課ということで、その日を開店日と定め、業務の合間や休日を利用して作業を進めました。

巨大な雪山から再度掘り起こし 
撮影:JARE62 赤松 澪(2021年7月2日)

 

無事に掘り起こしに成功。電飾や飾りつけを施し、いざかまくら。

かまくらBar開店 
撮影:JARE62 赤松 澪(2021年7月6日)
ライトアップされたかまくら 
撮影:JARE62 阿保 敏広(2021年7月6日)
氷のテーブル 
撮影:JARE62 天城 正人(2021年7月6日)
最大10名程が入れる個室を3部屋掘りました。人が多いほど暖かく感じます
撮影:JARE62 天城 正人(2021年7月6日)

 

七夕前日ということもあり、こんな写真も。

事前に隊員の願い事を書いた笹?も飾り付け 
撮影:JARE62 天城 正人(2021年7月6日)
頭上に流れる天の川。残念ながら昭和基地からは織姫・彦星は見えません
撮影:JARE62 阿保 敏広(2021年7月6日)

 

あと1週間ほどで極夜も明けます。陽の光を待ち望みながらも、長い夜とのお別れに寂しさも感じる1日となりました。

みんなで集合写真。いい思い出になりました
撮影:JARE62 阿保 敏広(2021年7月6日)

 

(JARE62 金城 順二)