61次隊のうち、別動隊である海鷹丸チームの、隊員5名、同行者7名が、本日(1月3日)予定通り羽田空港を出発しました。
「海鷹丸」は東京海洋大学の練習船であるため、JARE61の隊員・同行者のほかに、東京海洋大学の研究員も一緒に出国となりました。
チームリーダーである北出裕二郎 隊員から挨拶があったあと、隊員ら全員で「行くぞ、オー!」と気合を入れました。
撮影:極地研 広報室 2020年1月3日
「海鷹丸」は「しらせ」と連携して南極の海洋観測を行います。表層から深層までの海洋環境や生態系の変動を調査するため、CTD-RMS(採水器付の塩分・水温・深度観測装置)観測やプランクトン採取のほか、水温・塩分などの物理観測とプランクトン採取などの生物観測を同時に一定期間継続できる係留系観測を実施します。
隊員らはこのあとシドニーで飛行機を乗り継ぎ、オーストラリア・フリーマントル港にて「海鷹丸」に乗船予定です。
海鷹丸チームの応援もよろしくお願いいたします!
(極地研 広報室)