10月11日、故・福島紳隊員の慰霊のため、西オングル島を訪れました。
福島隊員は1960年10月10日、第4次南極地域観測隊の越冬中に猛吹雪(ブリザード)の中で遭難し、1968年2月9日、西オングル島にて9次隊により遺体が発見されました。東オングル島の昭和基地管理棟近くには慰霊碑が建てられていますが、例年この時期には、遺体発見の地である西オングル島のケルンにもお参りをしています。
撮影:JARE67 鎌田隆雅(2026年10月10日)
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年10月11日)
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年10月11日)
当日は徒歩で向かいました。片道2時間ほどかかり、天候にも恵まれたため少し汗ばむほどでした。しかし、この厳しい道のりを猛吹雪の中で歩いたのかもしれないと想像すると、胸が締め付けられる思いがいたしました。
このような悲劇を二度と繰り返さないこと、そして安全意識を常に高く持って今後の業務を遂行することを、深く心に誓いました。現在越冬中の67次隊、内陸の「ドームふじ観測拠点II」へ出発するチーム、そしてこれから日本を出発する68次隊をはじめとする後続の隊員たちの安全を、どうか温かく見守っていてくださるよう、静かに祈りを捧げました。
(JARE67 鎌田隆雅)


