昭和基地には直径約300mの広大なエリアに1000本を超えるアンテナからなる観測設備があります。“PANSYレーダー”です!
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年6月5日)
PANSYレーダーは「Program of the ANtarctic SYowa MST/IS Radar」の略で「パンジーレーダー」と読みます。パンジーといえばスミレ科スミレ属の植物で寒さに強いお花として有名ですが、ここ昭和基地でもPANSYが元気に咲き誇り、観測を継続させるため、日々運用とメンテナンスを行っております。
これが1000セット以上存在する
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年6月6日)
PANSYレーダーにはパラボラアンテナの様な可動部はありませんが各アンテナの送信タイミングを制御することによってビーム方向を変えられるアクティブ・フェーズドアレイ・アンテナです。PANSYは南極上空の対流圏や成層圏、中間圏、電離圏の大気の状態を観測し、大気大循環という地球規模での大きな風の流れを解明しようという壮大なプロジェクトです。PANSYレーダーは24時間365日稼働し続け、現在はフルシステム連続観測を始めて11年目の年となります。このような大型大気レーダーは南極では昭和基地にあるPANSYレーダーが唯一です。
撮影:JARE67 矢萩智裕(2026年2月13日)
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年2月17日)
写真左側の大型大気レーダー観測制御小屋を中心に直径約300mがPANSYレーダーのエリア
写真右上の建物群が管理棟等の基地主要部
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年6月30日)
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年6月6日)
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年3月11日)
(JARE67大西祐喜)


