1月30日の9時15分から越冬交代式が行われ、昭和基地の管理が私達第66次南極地域観測隊越冬隊から67次隊越冬隊に引き継がれました。そのまま午後に最終便となり、今年帰国予定の全隊員が南極観測船「しらせ」に戻りました。当初31日が最終便の予定でしたが、天気が崩れる見込みで、29日の夜、最終便が翌日になることが確定しました。隊員達は慌てて翌日に昭和基地を去れるよう荷物や業務の整理をして越冬交代式に臨みました。
今回の夏期間は最初からスケジュールの乱れに翻弄されていました。海氷状況が悪く輸送が危ぶまれていたので、「しらせ」が当初予定よりも1週間以上早く到着しました。その後は海氷が融ける前に氷上輸送や燃料輸送を行うべく急いで作業を行い、その間も翌日の予定を前日の夜に調整という日々が続きました。予定が思い通りにいかないこと、天候や海氷状況に左右されることが、南極で基地を維持することだと越冬期間の終わりに改めて思い知らされた気がしました。短い夏期間において「しらせ」の乗員の方々の協力を得ながら、66次隊と67次隊が協力して精一杯活動して、輸送を始め観測や設営の各種計画を概ね実施し、基地を引き継げたと考えています。
撮影:JARE66 米村幸司(2026年1月30日)
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月30日)
撮影:JARE67 梶原佑介(2026年1月24日)
撮影:JARE66 米村幸司(2025年11月9日)
(JARE66 米村幸司)


