さようなら昭和基地

2026年1月30日16時45分(現地時間)、67次夏隊員14名および同行者2名を乗せた昭和基地最終便となるヘリコプターにより、夏隊員が全員「しらせ」に戻りました。この便をもって、今夏の人員移動・物資輸送はすべて終了し、次の夏まで昭和基地は67次越冬隊の29人のみで基地運営を担っていくことになります。

例年だと越冬交代式の後、数日に分けて昭和基地から「しらせ」への人員輸送を行っているのですが、今年は明日以降悪天予報が出ている都合から越冬交代式を終えたその日のうちに隊員の移動を行うことになりました。

66次隊のメンバーにとっては約1年以上過ごしてきた昭和基地とのお別れ、また67次隊のメンバーにとっても12月に日本を出発して以来約2か月の間、仕事や生活を共にしてきた越冬隊とのお別れです。人員輸送は午前から午後まで計5便に分けて行われ、ヘリが離着陸する昭和基地のヘリポートには終日越冬隊員が列を作り、「ありがとう」「また会おう」などと握手を交わしながらの別れを惜しみました。

別れを惜しむ隊員の様子①
 撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月30日)

別れを惜しむ隊員の様子②
 撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月30日)
手を振りあって見送り
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月30日)
最終便搭乗後、窓からヘリポートを覗くと67の文字
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月30日)
久しぶりの「しらせ」。またお世話になります。
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月30日)

今後、「しらせ」は東に進みトッテン氷河沖での集中海洋観測を行う予定です。66次越冬隊と67次夏隊(レグ1)の帰国はさらにその後となり来月25日頃を予定しています。

(JARE67 池田未歩)