野外糧食配布

12月16日から17日にかけて、船内で野外糧食の配布を行いました。野外糧食、とは昭和基地から離れ大陸沿岸などで観測や設営を行う隊員のキャンプ中の食料をいいます。野外に出るのは14チームほど。中には2週間以上昭和基地に戻らず観測し続けるチームもあり、また不測の事態(ブリザードによる延泊など)も加味して予備分も含めた配布となるため、チームメンバー数名分の朝昼晩の食料となるとかなりの量です。

各チームがそれぞれ事前に提出している希望食材リストに従っての配布となります。初日は冷凍の食材を、2日目は乾物やオーストラリアで調達した生鮮品などの配布を行いました。

冷凍庫からバケツリレーで荷物の運び出し
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月16日)
大量の食品。写真にあるのはほんの一部です。
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月16日)

生鮮品の配布も行いました。日本ではなかなか見慣れない野菜も。
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月17日)

お肉は大きなブロックを調理隊員がせっせと切り分けて...
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月17日)
真空パックにして配布します。
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月17日)

隊員総出で作業を行い、無事に予定していた量の配布が終了しました。おつかれさまでした!

(JARE67 池田未歩)