しらせ出港

12月8日(月)9時59分(日本時間10時59分)、第67次南極地域観測隊本隊(レグ1)の63名を乗せた南極観測船「しらせ」は、オーストラリア・フリーマントル港を離れ、南大洋へ向けた航行を開始しました。

岸壁には観測隊員のご家族や、現地在住の日本人会の皆さま、多くの見送りの方々が集い、温かい声援を受けての出港となりました。隊員は、海上自衛隊の伝統である「帽振れ」で別れを惜しみました。

いよいよ出港。見送りの家族に帽振れで別れを告げる越冬隊員の杉浦隊員
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月8日)
快晴の中の出港となりました。ゆったりと船が岸壁から離れていきます。
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月8日)
見送りに来てくださったご家族や現地日本人会のみなさま。
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月8日)
いよいよだなあ、という表情の青木隊長
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月8日)
離れゆくフリーマントルの街を見つめる越冬隊員。次に戻ってくるのは約1年4ヶ月後。
撮影:JARE67 池田未歩 (2025年12月8日)
岸壁から見送ったサポートスタッフから届いた写真。行ってきます!
撮影:国立極地研究所 南極観測センター(2025年12月8日)

明日以降はやや波が高いことが予報されており、明後日には海洋観測もスタートする予定です。
いよいよ本格的な南極行動が始まります。

(JARE67 池田未歩)