しらせ出港

11月19日、南極観測船「しらせ」が海上自衛隊横須賀基地から出港しました。「しらせ」は海上自衛隊が運用する砕氷艦で、南極地域への人員・物資の輸送を担っています。出港前には岸壁で出港行事が執り行われ、「しらせ」乗員のご家族や観測隊員、関係者ら約500名が集まりました。

乗員の乗艦と出港準備を終えた「しらせ」は、岸壁からゆっくりと離れ、11時半頃に出港しました。今年は業務の調整・円滑化のため、観測隊員も1名横須賀基地から乗船しています。この後「しらせ」は、12月4日にオーストラリア・フリーマントル港に寄港し、空路でオーストラリアに入る観測隊員と合流した後、南極地域への航行を開始する予定です。

フリーマントルでまたお会いしましょう!ご安航をお祈りしています。

出港行事の様子
撮影:JARE67 池田未歩(2025年11月19日)
約180名の乗員が乗艦
撮影:JARE67 池田未歩(2025年11月19日)
海上自衛隊伝統の「帽振れ」で出港をお見送り
撮影:JARE67 池田未歩(2025年11月19日)

ゆっくりと離れていく「しらせ」
撮影:JARE67 池田未歩(2025年11月19日)

(JARE67 池田未歩)